【徹底解説】オラファー・エリアソンとは?作品と人生を3分で理解しよう!

【Olafur Eliasson | オラファー・エリアソン ~芸術とは責任を負うこと~_Vol.1】

みなさんはオラファー・エリアソンを知っていますか?

現代を代表するアーティストで、インスタレーションを得意としています。2020年には日本で10年ぶりの個展を開催しました。

この記事ではオラファー・エリアソンの展示会の作品を含め、代表的な作品をいくつか紹介していきます。

オラファー・エリアソンってどんな人?

<名前>
Ólafur Elíasson / オラファー・エリアソン

<国籍>

アイスランド デンマーク

<人生>

オラファー・エリアソンは1967年にデンマーク、コペンハーゲンに生まれたアイスランドの芸術家です。1989年~1995年までの6年間、王立デンマーク芸術アカデミーにて学びました。

 彼はベルリンにスタジオを持ち、そこを中心に活動を行っています。このスタジオが非常に特徴的で、オラファー本人は自分のスタジオを研究所として捉えています。実際、このスタジオでは多種多様な実験が行われており芸術家だけでなく、科学者も多く出入りしています。

彼の作品は、彫刻、光や水を用いた巨大インスタレーションが有名で、これまでに数多くのパブリックアートを制作してます。

「芸術とは責任を負うこと」と述べており、これは、「考えること」「行うこと」の間には「経験」が存在し、その経験は単なる娯楽の一種ではなく社会に参加することを意味しています。さらに、社会に参加するということは、そこに生じる責任を分担することであると述べています。この考え方が彼の作品を生み出す根本的価値観となっているのです。

オラファー・エリアソンの代表作品

Water fall / ウォーターフォール

この作品ウォーターフォール(Water fall)は、自らが動くことによって“みる”ことができる作品です。ニューヨークのブルックリン橋やロンドンテートモダン、デコンストラクティビズム(脱構築主義)で有名なフランク・ゲーリーが設計したビルバオ・グッゲンハイム美術館など、世界中で展示されている。構造は比較的単純で、格子状に組まれた骨格の後ろにパイプが通っており、そこから水が出る仕掛けになっている。

ソース元
ソース元

彼はこの作品を作るために、アイスランドの山々を多く巡ったといいます。そのなかで、ただ景色を地と眺めているだけでは、景色はその大きさ、距離、何を見ているかさえ教えてくれないことに気づきます。一度歩き始めると、山も動き始める。遠くにある山は小さく動き、近くにある山は大きく動く。動くことで様々な情報を与えてくれるのです。

この経験をもとに、水が一定の速度で落ちる法則を用いて、空間の測定方法として、ウォーターフォールを制作しました。もし、水がゆっくりと落ちているとしたら、それは遠くにある滝を意味し、早く水が落ちていれば、その逆を意味します。

https://s3-eu-west-1.amazonaws.com/olafureliasson.net/objektimages_final/IMG_MDA109092_1600px.jpg
ソース元
ソース元

ニューヨークと言う非常に特徴的な街全体が巨大である場所で、測定値を加えることで、街に次元という感覚を付与しました。単に自然を置くことではなし得ない表現であると言ます。

Memories from the critical zone (Germany–Poland–Russia–China–Japan, nos. 1-12), 2020

10年ぶりの個展、「ときに川は橋となる/Sometimes the river is the bridge」で展示された作品の一つです。この個展では、カーボンフットプリント削減のため、航空機を使わずにベルリンから東京へと運ばれています。この作品は、機械にボールペンを持たせその作品が輸送されるまでにとどった動きに反応するようにし、視覚化された作品です。

ソース元

オラファー・エリアソンは自分の作品を通して、人々の環境に対するを変えることで、世界的問題である、気候変動、環境問題、持続可能な社会の解決を促そうとしています。彼は、上で述べた重大な問題があるにもかかわらず、人々は自分たちが国際社会、国際経済の一部であるという意識の欠如していると考えています。

その根源には、環境問題に関するデータにアクセスできるようになるだけでは、人々のに対して行動を促すことはできないという現状があります。オラファーは、そうしたデータやファクトを体感できる形にすることで、環境に関して無関心であった人々に対して、考え、向き合い、さらには行動まで拍車をかけようとしているのです。

ソース元
https://s3-eu-west-1.amazonaws.com/olafureliasson.net/objektimages_final/IMG_MDA122682_1600px.jpg
ソース元

Sometimes the river is the bridge, 2020

作品中央のある浅いプールには、小さなモーターが配置されており、小さな波を引き起こしている。水、動き、光の相互干渉の中に、はかないドローイングが映し出される。

ソース元
ソース元
ソース元

Beyond-human resonator, 2019

傾斜したガラスのリング、色効果フィルターガラス、LEDランプが、スチールのポールにより支えられています。ガラスのリングは、LEDの光を屈折、反射、分散させて、鮮やかな光を映し出してます。

ソース元
ソース元
https://s3-eu-west-1.amazonaws.com/olafureliasson.net/objektimages_final/IMG_MDA122705_1600px.jpg
ソース元

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、オラファー・エリアソンの代表作、個展展示作品について記事をまとめました。

オラファー・エリアソンの作品はその美しさ以上に、コンセプトが重要になってきます。

Euphoric””では、今後も数多くのアーティストをご紹介していくだけではなく、弊社デザイナーが使っているAdobeソフトのイラレやフォトショのチュートリアル、3Dプリンターの解説などを記事にしています。

是非、そちらの記事も見てみてくださいね!

参考文献

TOP画像:https://fadmagazine.com/wp-content/uploads/Portrait_of_Olafur_Eliasson_121757.jpg

https://en.wikipedia.org/wiki/Olafur_Eliasson

https://www.ted.com/

https://olafureliasson.net/archive/artwork/WEK110140/waterfall

https://www.olafureliasson.net/

https://bijutsutecho.com/magazine/news/exhibition/21192