本日、弊社アートディレクターが発した言葉が物凄くよかったので、ちょっと私の方で内容をまとめて、みなさんにもご共有させて頂きたいと思います。
表題の通りではあるのですが、
デッサンはデザインの基本であり、日本の芸大・美大を受験する場合にはほぼ100%の学科で必須科目となっています。これからもわかるように、デッサンはデザインの多くの分野に通ずる手法、技術なのです。
それ故に、しっかりとしたデッサン能力を身に付けることは、クリエイティブ業界で必須能力と言っても過言ではないと感じます。
「え?でも、俺めちゃくちゃ絵が下手くそ何だけど。何だよー。クリエイティブ職で働きたかったのに〜。どうすりゃいいんだよ〜。」
と、言う方へご安心ください。
もちろんデッサンはデザインの基本で猛練習する必要はあります。
ですが、実はデッサンは絵が上手いことが大切なのではないのです。(もちろん上手いに越したことないです。)
「え? “絵が上手い=デッサン能力が高い” じゃないの?」
そうです。違うんです。
では、その基本となるデッサンで一番重要視されるポイントは何か?
“それは如何に被写体になる人、モノ、風景を観察し、表現できるか。”
です。
絵が上手くても、被写体の特徴をとらえてなければデッサンとしての評価は低い。
一方、絵は下手でも、被写体の特徴を残そうとしたデッサンは評価され、未来があります。
絵の上手い、下手は猛練習をすれば身につくのです。
しかし、それよりも大事なのは観察力。これなんです。
(もちろん観察力も猛練習しなければなかなか身につきませんよ!笑)
そして、この観察力は多くのクリエイティブな現場で力を発揮します。
この観察力の高さはプログラミングと似ていて、努力しなければ習得できないけれども、一度身につければその力はあなたのクリエイティビティの大きな武器となるでしょう。
これ読んで、もうすぐにでも観察力を付けたいと思った方。
今日からデッサンを始めましょう。