【企画展示】「淡水魚から見る世界の湖沼」が琵琶湖博物館にて開催中です!

2025年7月19日 〜 2025年9月28日
トウティ湖(提供:名古屋市東山動植物園)

アートコンサルティング

2025年7月19日(土)より「淡水魚から見る世界の湖沼」が琵琶湖博物館で開催中です!

2024年12月に、世界湖沼の日(8月27日)が制定されました。湖沼の重要性を多くの方に知っていただき、琵琶湖と世界の湖沼の保全が進むことが期待されています。本企画展示は、世界湖沼の日制定を記念して、世界の湖沼のことをより多くの人に知っていただくために、魚類という切り口から日本を含む世界の湖沼について紹介します。

湖沼には、河川とは違った独自の魚類相が形成されます。魚類相の成り立ちは湖沼ごとに異なり、歴史の長い湖では、その湖の環境に適応した固有種が生まれやすく、進化の場にもなります。そのため、湖沼の魚類相は湖沼ごとに特徴があります。

一方で、魚類は人間の活動影響を受けやすい生物でもあります。湖沼は、生活や農業、工業にとって最も重要なものの一つである“真水・淡水”を大量に湛えているため、開発されやすい環境です。人口が増えると富栄養化や外来種のリスクにもさらされます。水の中で生活を完結する魚類は、これらの影響を直接受けることになります。そのため、世界各地の湖沼で在来の魚類が激減するという問題が起こっています。

以上のように、魚類はそれぞれの湖沼を知るうえで欠かせない存在と言えます。今回の展示では、魚類を通して世界の湖沼を知ってもらい、それぞれの魅力はもちろん、環境問題にも関心を持ってもらうきっかけとなることを目指しています。

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展覧会情報

会期2025年7月19日(土)~2025年9月28日(日)
開館時間

9:30~17:00(最終入館16:00)

休館日

毎週月曜日(休日の場合は開館)、その他臨時休館あり

※最新情報は公式サイト「開館情報」をご確認ください。

会場琵琶湖博物館
公式サイトhttps://www.biwahaku.jp/event/2025/07/2025_1.html
観覧料

常設展示観覧料が必要になります(本企画展示に関する追加料金はございません)

住所
アクセス

JR琵琶湖線「草津」駅下車。(新快速で京都から約20分)
JR草津駅「西口」2番バス乗り場から、近江鉄道バス、琵琶湖博物館行き(約25分)、「琵琶湖博物館」下車。徒歩すぐ。
※時刻表については、近江鉄道バスのHPをご覧ください。

詳しくは公式サイト「アクセス」から

展示内容

(上)インドネシア スラウェシ島 トウティ湖
(下)トウテイ湖の固有種・トウティメダカ(提供:小林大純氏)
中国・太湖で営まれている漁(提供:楊平)
ビワマスのタイプ標本(提供:滋賀県立琵琶湖博物館)

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