©️落合陽一による写真作品
メディアアーティスト・落合陽一の世界
「質量への憧憬 〜前計算機自然のパースペクティブ〜」会期:2019年1月24日~2月6日
会場:amana square(session hall/IMA gallery/IMA cafe)
住所:東京都品川区東品川2-2-43 T33ビル1F
開館時間:11:00~21:00
休館日:会期中無休
料金:無料
多方面でご活躍の落合さん。落合さんは一体どんな景色をみて、どんな出力をされているのか。期待と共に個展へ伺ってきました。
あれだけお忙しいのに、この圧倒的なアウトプット量。
そして、その量でごまかすのではなく一つ一つの写真作品に作者の意図があり、キャプションに書かれた文章と共に作品を見ることで落合さんの”その時”の感情をリンクすることができた気がしました。
また、私は展示方法で1点“違和感”(私は少しの違和感が世間一般で言われる「センスの良さ」という感情を産むと思っているので、”違和感”は非常にポジティブな意味)を感じました。
それはキャプションの大きさ。
近くによって読まなければ、読みづらいレベル。(ちなみに私は視力2.0)
文字というものは写真を含む視覚表現を観る時の“受動的” に鑑賞するものとは相反するもので、“能動的” に読み込み、理解するものであるからこそ、このキャプションの大きさは成り立ち、加えて、より“能動的”な行為(頭で理解しようとする)となったのだろうと考察しました。
上記のように展示方法もとても楽しめました。
また本展示は写真作品のみならず、インスタレーション作品も展示してありました。
中でも私が特に美しいと思った作品が枯木やドライフラワーと光が融合した作品。
生と死(光を生と解釈した場合)という相反するものが、生と死を再考するきっかけとなると共に、その美しさを感じ取れました。
ものすごく美しかったです。
本展示は2019/2/6までですので、ご興味のある方は是非体験して観てください。