【展覧会】「アペルト20 津野青嵐 共にあれない体」が金沢21世紀美術館で開催中!

2025年10月18日 〜 2026年4月12日
津野青嵐《“Wandering Spirits” Collection(ITS contest challenge work: Denim materialprovided by DIESEL)》2018
津野青嵐《“Wandering Spirits” Collection(ITS contest challenge work: Denim materialprovided by DIESEL)》2018 撮影:YANO Anne

アートコンサルティング

2025年10月18日(土)より「アペルト20 津野青嵐 共にあれない体」が金沢21世紀美術館で開催されます!

津野青嵐は、看護大学を卒業後、精神科病院に勤務する傍ら、山縣良和主宰のファッションスクール「coconogacco」でファッションデザインを学びました。スクール在籍中の2018年、ヨーロッパ最大のファッションコンペティション「ITS」のファイナリストに選出されたドレス《Wandering Spirits》は、モデルの首の下から、まるで幽霊の体のようにぶら下がります。3Dペンで描かれた樹脂製のそのドレスは、かろうじて人体の形をなぞりながらも、袖を通すことすらできず、もはや服と呼べるかどうかも怪しいものです。自身の体型を理由に、体との付き合い方に苦労してきた津野は、「身体を無視し、身体から離脱する服を作った」と語ります。

数値的な指標に基づく「正常」や「標準」を目指す身体観におそれを感じる一方、困難を抱える本人の主観的な語りを重視するケアのあり方に魅力を感じ、精神科病院での看護師経験を経て、精神障害当事者等の地域活動拠点「浦河べてるの家」で勤務。現在は大学院で「ファットな身体」の研究を行う津野の服作りには、困難を抱える体のリアリティが常に反映されています。 S,M,Lといったサイズにおさまる体型、立って歩ける健康な体……既成の服が持つそのような前提に、津野は問いを投げかけます。さまざまな困難を抱える体と「共にある」ために衣服ができることは何か。服作りを通して、自分自身と他者に対するケアのあり方を探究する津野の活動を紹介します。

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展覧会情報

会期2025年10月18日(土)~2026年4月12日(日)
開館時間10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)
休館日月曜日(ただし2月23日は開場)2月24日
会場金沢21世紀美術館
公式サイトhttps://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1837
観覧料無料
住所
アクセスJR金沢駅から
路線バス:JR金沢駅バスターミナル 兼六園口(東口)3番、8番乗り場よりバスにて約10分「広坂・21世紀美術館」にて下車すぐ。兼六園口8~11番乗り場よりバスにて約10分「香林坊(アトリオ前)」下車、徒歩約5分。
タクシー:JR金沢駅東口タクシー乗り場から約10分
北陸自動車道から
金沢西ICから:約20分 金沢東ICから:約20分 金沢森本ICから:約25分

展示内容

津野青嵐 Seiran Tsuno
津野青嵐 Seiran Tsuno  撮影 : 服部芽生
津野青嵐《“Wandering Spirits” Collection(ITS contest challenge work: Denim materialprovided by DIESEL)》2018
津野青嵐《“Wandering Spirits” Collection(ITS contest challenge work: Denim materialprovided by DIESEL)》2018
撮影:YANO Anne
津野青嵐 《 The Wishing Table 》 2024
津野青嵐 《 The Wishing Table 》 2024
撮影 : ペダル
協力:国際芸術祭「あいち」地域展開事業「底に触れる 現代美術in瀬戸」
制作協力:KOROMOS (佐瀬和也)
津野青嵐《Walking With》のためのスケッチ 2025
津野青嵐《Walking With》のためのスケッチ 2025

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