【特典付】「タピオ・ヴィルカラ 世界の果て」が東京ステーションギャラリーで開催!

【特典付】「タピオ・ヴィルカラ 世界の果て」が東京ステーションギャラリーで開催!
《カンタレッリ》1946年 Collection Kakkonen. © Rauno Träskelin ©KUVASTO, Helsinki & JASPAR, Tokyo, 2024 C4780

2025年4月5日(土)より「タピオ・ヴィルカラ 世界の果て」が東京ステーションギャラリーで開催されます!

フィンランドのモダンデザイン界で圧倒的な存在感を放つタピオ・ヴィルカラ(1915-1985)の日本初回顧展です。1940年代後半から1950年代にかけて、イッタラ社のデザインコンペ優勝やミラノ・トリエンナーレのグランプリ受賞によってヴィルカラは一気に脚光を浴びました。デザインのフィールドはガラスのほかに磁器、銀食器、宝飾品、照明、家具、グラフィック、空間まで広くおよびます。数多くのドローイングやプロトタイプを重ね、あらゆる素材に向き合い、触覚と視覚を鋭く働かせて生みだす洗練されたフォルムはヴィルカラの作品の見どころです。

セラミック・アーティストの妻ルート・ブリュック同様、ヴィルカラはラップランドの静寂をこよなく愛し、生命の神秘や大自然の躍動から得た着想は、「ウルティマ・ツーレ」(ラテン語で「世界の最北」を表す言葉)をはじめとする名作を誕生させました。また、神話をモチーフにしたガラスのオブジェや、自ら開発した積層合板「リズミック・プライウッド」を用いたオブジェ、土や風すら味方につけるランドスケープアートには、プロダクト・デザイナーとは異なる表現者の顔をのぞかせます。

本展は、エスポー近代美術館、タピオ・ヴィルカラ ルート・ブリュック財団およびコレクション・カッコネンから厳選したプロダクトやオブジェ約300点に加え、写真やドローイング(複写)を展示します。デザイナー、彫刻家、造形作家としての、繊細にしてダイナミックなヴィルカラの魅力に迫ります。

タピオ・ヴィルカラ Tapio Wirkkala 1915-1985

タピオ・ヴィルカラ ポートレート
タピオ・ヴィルカラ、1980年代 © Maaria Wirkkala. Tapio Wirkkala Rut Bryk Foundation Collection / EMMA – Espoo Museum of Modern Art
©KUVASTO, Helsinki & JASPAR, Tokyo, 2024 C4780

1915年6月2日、フィンランド南部の港町ハンコに生まれ、幼少期をヘルシンキで過ごす。1936年、美術工芸中央学校卒業後、広告デザイナーとして働く。1945年、アラビア製陶所美術部門のセラミック・アーティスト、ルート・ブリュック(1916-1999)と結婚。1946年、イッタラ社のデザインコンペ優勝を機に同社のデザイナーに起用され、約40年にわたり第一線で活躍した。1951年のミラノ・トリエンナーレでガラス作品《カンタレッリ》と会場デザインでグランプリを受賞。1966年、デザイン事務所「デザイン・タピオ・ヴィルカラ」を設立。ヴェネチアン・ガラスの工房ヴェニーニやドイツの磁器製造会社ローゼンタール社とのコラボレーションワーク、フィンランド・マルク紙幣、フィンランド航空の機内用食器、「フィンランディア」ウォッカボトルなどのデザインも手がける。1985年5月19日、ヘルシンキで69歳の生涯を閉じた。カイ・フランク、ティモ・サルパネヴァらに並ぶフィンランドデザインの三巨匠と称される。2003年、タピオ・ヴィルカラ ルート・ブリュック財団が設立され、エスポー近代美術館に多くの作品が寄託されている。2025年はヴィルカラの生誕110年/没後40年にあたる。

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展覧会情報

会期 2025年4月5日(土)~6月15日(日)
開館時間 10:00~18:00(金曜日~20:00) *入館は閉館30分前まで
休館日

月曜日(ただし5/5、6/9は開館)

会場 東京ステーションギャラリー
公式サイト https://www.ejrcf.or.jp/gallery/
観覧料

一般:¥1,500(¥1,300)
大高生:¥1,300(¥1,100)
中学生以下:無料

*( )内は前売料金[3/1~4/4オンラインチケットで販売]
*障がい者手帳等持参の方は¥200引き(介添者1名は無料)
*オンライン https://www.e-tix.jp/ejrcf_gallery/(前売券・当日券)または当館1階入口(当日券)でチケット販売

住所

アクセス

JR「東京」駅(丸の内北口 改札前)
(1)北改札を丸の内北口方面側に出て、M12出口へ向かう
(2)M12出口の階段を上がり地上へ
(3)正面にあるJR東京駅丸の内北口ドームの中へ入ると左手に当館入口があります
詳細は「東京ステーションギャラリー アクセス」から

展示内容

《カルティオ》1956年
《カルティオ》1956年 Tapio Wirkkala Rut Bryk Foundation Collection / EMMA – Espoo Museum of Modern Art. © Lilja Oey / EMMA
©KUVASTO, Helsinki & JASPAR, Tokyo, 2024 C4780
《リーフ・ディッシュ》1950年代
《リーフ・ディッシュ》1950年代 Tapio Wirkkala Rut Bryk Foundation Collection / EMMA – Espoo Museum of Modern Art. © Ari Karttunen / EMMA
©KUVASTO, Helsinki & JASPAR, Tokyo, 2024 C4780
《カンタレッリ》1946年
《カンタレッリ》1946年 Collection Kakkonen. © Rauno Träskelin
©KUVASTO, Helsinki & JASPAR, Tokyo, 2024 C4780
《シェル》1956年
《シェル》1956年 Tapio Wirkkala Rut Bryk Foundation Collection / EMMA – Espoo Museum of Modern Art. © Ari Karttunen / EMMA
©KUVASTO, Helsinki & JASPAR, Tokyo, 2024 C4780
《ボッレ》1967年
《ボッレ》1967年 Tapio Wirkkala Rut Bryk Foundation Collection / EMMA – Espoo Museum of Modern Art. © Ari Karttunen / EMMA
©KUVASTO, Helsinki & JASPAR, Tokyo, 2024 C4780
《リントゥ(鳥)》1975年
《リントゥ(鳥)》1975年 Tapio Wirkkala Rut Bryk Foundation Collection / EMMA – Espoo Museum of Modern Art. © Ari Karttunen / EMMA
©KUVASTO, Helsinki & JASPAR, Tokyo, 2024 C4780

特典:招待券プレゼント!(抽選5組10名様)

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

ここでは、最後までお読みいただいた方限定で「タピオ・ヴィルカラ 世界の果て」の招待券をプレゼントしています!(抽選5組10名様)

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応募受付締め切り:4月8日!



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