2025年9月11日(木)より「Center line art festival Tokyo 2025」がJR中央線中野〜国立駅区間で開催されます!
2025年フェスティバル開催テーマ
「Release of Place / Body」
からだは常に場所に紐づいている
私の場所、あなたの場所、私たちの場所、彼らの場所ひとつひとつのからだは、それぞれにひとつの場所を持っていて
時として、私たちはそれを共有しようと試みるからだを解き放ち、場所をひらくため
それらを、越えて、分かち合うために
2021年から毎年秋に開催されているCenter line art festival Tokyo。
5回目の開催となる今年のフェスティバルでは開催テーマを「Release of Place / Body」とし、奥多摩町、 国立市、小金井市、国分寺市、小平市、杉並区、中野区、武蔵野市の8つの行政区間を繋ぎ、各エリアにて国内外からの参加アーティストによる美術展示やパフォーマンス、ワークショップ、トークイベントなどのプログラムを開催します。
私たちは日々、不特定多数の場所を移動したり、行き来したりしながら生活しています。
家を出て、道を歩き、駅にたどり着き、電車に乗り、目的の場所へと向かうように。
それら全ての場所にはそれぞれに然るべき時間の経過があり、場所と人の間には常に流動的な関わりが無数に生まれています。そして、また同様の経路をたどりながら、私たちは家という「自らの場所」へと帰ってゆきます。どれほど遠くまで旅をしたとしても、いずれは、自らの場所へ戻るものです。
そのように考えてみると、全ての場所は地続きにあり、隔たることなく繋がっているのだということに思い至ります。
この「場所」というものを俯瞰してゆくと、それは一軒の家から、街や市区へと広がり、都道府県に広がり、国に広がり、一つの地球へと広がってゆきます。逆に場所というものを最小化してゆくと、それは全ての人に与えられた、個々の「からだ」へと帰結するとも言えるでしょう。
最もシンプルかつパーソナルな「場所」としての「からだ」は、この世界に無数に存在しています。そして、たとえ市区や地域、国などによって分けられていたとしても、全ての「からだ」が、地球という一つの「場所」を共有しているのです。
私たちが握手をするとき、あるいは言葉を交わすとき、そこには自らの「からだ」という「場所」を互いに共有しようとする意思が働いていると言えます。同様に、私たちがどこか一つの「場所」を共有しようとするとき、そこには必ず複数の「からだ」が存在しています。
これら「場所」と「からだ」を隔てることなく、開かれたものとして共有するために、アートは大きな役割を果たしています。国や地域等の属性に関わることなく、あらゆる障がいを越えて共生してゆくために、握手をするように、言葉を交わすように、最も身近なコミュニケーションツールとしてアートは常に私たちの傍にあるのです。
「アートによって、地球を一つの場所とするために。」
Center line art festival Tokyo 2025では、美術展示、パフォーマンス、ワークショップ、トークイベント等のアートプログラムを通して、「場所」と「からだ」との関わりについてアーティスト、来場参加者、開催地域の皆さまと共に再考しながら、それら全てがインタラクティブに解放される時間を創出し、その瞬間を共有してゆきたいと考えています。
EXHIBITION with TICKET/展示会 (特典付) EXHIBITION/展示会
https://euphoric-arts.com/category/exhibition-with-ticket/
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コンテンツ
Toggle展覧会情報
会期 | 2025年9月11日(木)~2025年11月3日(月・祝) |
プレイベント期間 | 2025年4月19日(土)〜8月31日(日) |
開催地域 | 奥多摩町 国立市 小金井市 国分寺市 小平市 杉並区 中野区 武蔵野市(プレイベント含む) |
公式サイト | https://claft.jp |
*Center line art festival Tokyo 2025の詳細は、
順次オフィシャルサイト(https://claft.jp)に掲載されますのでご確認ください。
ClafT2024 展示風景


