2025年4月19日(土)より「コスチュームジュエリー 美の変革者たち シャネル、ディオール、スキャパレッリ 小瀧千佐子コレクションより」が札幌芸術の森美術館で開催中です!
宝石や貴金属を用いず、ガラスや貝、樹脂など多様な素材で制作される装身具・コスチュームジュエリー。宝飾品の既成概念から解放され、20世紀初頭のポール・ポワレを先駆けに、以降シャネルやディオール、スキャパレッリなど、フランスのオートクチュールのデザイナーたちがこぞって取り入れ、自由な発想と多様な素材で、個性豊かな作品が次々と誕生します。
コスチュームジュエリーは、ヨーロッパを起点に戦後アメリカへも広く普及します。女性の社会進出が進む当時の世相と相まって、彼女たちの自立と個性を表現するアイテムとして絶大な支持を得ました。働く女性が自分のために装身具を選ぶ時代が訪れたのです。
本展では、コスチュームジュエリーの世界的なコレクターである小瀧千佐子氏のコレクションから約450点の作品を展観し、コスチュームジュエリーの歴史的展開とその魅力を紹介します。モードの激動の時代を生き抜いたアーティストたちが創造した、自由で独創的な様式美の世界をご堪能ください。
EXHIBITION with TICKET/展示会 (特典付) EXHIBITION/展示会
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会期 | 2025年4月19日(土)~2025年6月22日(日) |
開館時間 | 9:45〜17:00(6月は17:30閉館) *入場は閉館の30分前まで |
休館日 | 4月21日(月)、4月28日(月) |
会場 | 札幌芸術の森美術館 |
公式サイト | https://stv.jp/event/costume-jewelry/ |
観覧料 | 一般:1,600(1,400)円 高校・大学生:1,000(800)円 小・中学生:500(300)円 *( )内は前売りまたは20名以上の団体料金 *小学生未満無料 *65 歳以上の方は当日料金が1,400(団体1,200)円になります。年齢の分かるものをご提示ください。 *障がい者手帳をお持ちの方は、当日窓口でご提示いただくと、ご本人と付き添いの方1名が無料になります。 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄南北線「真駒内(まこまない)駅」の中央バス2番乗り場から、【滝野線】に乗車、「芸術の森入口」または「芸術の森センター」下車 |
展示内容

制作:マドレーヌ・パニゾン、1919年、
メタリックチュールにガラスビーズとクリスタルガラスで刺繍、小瀧千佐子蔵

制作:メゾン・グリポワ、1938年、
パート・ド・ヴェール・エナメル ガラス、メタル、個人蔵

デザイン・制作:ジャン・クレモン、1937年頃、
クリアエナメル彩メタル、メタルメッシュ、個人蔵

デザイン:ジャン・シュルンベルジェール、1938年頃、
エナメル彩メタル、ラインストーン、小瀧千佐子蔵

デザイン:ロジェ・ジャン=ピエール、制作:ミッチェル・メイヤー、1954年頃、
ラインストーン、模造パール、メタル、小瀧千佐子蔵

デザイン:ダミアン・シュラー、制作:メゾン・シス、1960年頃、
カボションガラス、クリスタルガラス、黒染加工メタルネット、小瀧千佐子蔵

デザイン:ジョゼット・グリポワ、1989年、
パート・ド・ヴェール・エナメル ガラス、カボションガラス、模造パール、メタル、個人蔵

デザイン・制作:リーン・ヴォートラン、1945年頃、
金色ブロンズ、個人蔵

デザイン:フランク・ヘス、制作:ミリアム・ハスケル工房、1930年代、
エナメル彩、ガラスビーズ、樹脂、ガラスペースト、シルクコード、メタル、小瀧千佐子蔵

デザイン:アルフレッド・フィリップ、制作:トリファリ、クラスマン&フィシェル社、1942年、
クリスタルガラス、エナメル彩メタル、ラインストーン、小瀧千佐子蔵

デザイン:ATT.ガブリエル・シャネル、1960年代、
ウール・ツイード、絹、杉野学園衣裳博物館蔵 [参考出品]