2025年9月20日(土)より「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s–1970s」が兵庫県立美術館で開催されます!
1920 年代以降、 ル・コルビュジエやルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエといった多くの建築家が、時代とともに普及した新たな技術を用いて、機能的で快適な住まいを探求しました。その実験的なヴィジョンと革新的なアイデアは、やがて日常へと波及し、人びとの暮らしを大きく変えていきました。
「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s–1970s」 と題した本展覧会は、 当代の暮らしを根本から問い直し、快適性や機能性、そして芸術性の向上を目指した建築家たちが設計した、戸建ての住宅をご紹介するものです。1920 年代から 70 年代にかけて建てられたそれらのモダン・ハウスは、国際的に隆盛したモダニズム建築の造形に呼応しつつも、時代や地域、気候風土、社会とも密接につながり、家族の属性や住む人の個性をも色濃く反映しています。理想の生活を追い求めた建築家たちによる暮らしの革新は、それぞれの住宅に固有の文脈と切り離せない関係にあるのです。
一方、それらの住宅は、近代において浮上してきた普遍的な課題を解決するものでもありました。身体を清潔に保つための衛生設備、光や風を取り込む開放的なガラス窓、家事労働を軽減するキッチン、暮らしを彩る椅子や照明などの調度、そして住まいに取り込まれた豊かなランドスケープは、20 世紀に入り、住宅建築のあり方を決定づける重要な要素となったのです。そして、こうした新しい住まいのイメージは、住宅展示や雑誌などを通じて視覚的に流布していきました。
本展覧会では、20 世紀に始まった住宅をめぐる革新的な試みを、衛生、素材、窓、キッチン、調度、メディア、ランドスケープという、モダン・ハウスを特徴づける 7 つの観点から再考します。そして、特に力を入れてご紹介する傑作 14 邸を中心に、20 世紀の住まいの実験を、写真や図面、スケッチ、模型、家具、テキスタイル、食器、雑誌やグラフィックなどを通じて多角的に検証します。
EXHIBITION with TICKET/展示会 (特典付) https://euphoric-arts.com/category/exhibition-with-ticket/ EXHIBITION/展示会 https://euphoric-arts.com/category/exhibition/
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会期 | 2025年9月20日(土)~2026年1月4日(日) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
開館時間 | 開館時間 10:00-18:00 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
休館日 | 月曜日 ただし、 10月13日(月・祝)、 11月3日(月・祝)、 11月24日(月・振休)は開館、 10月14日(火)、11月4日(火)、11月25日(火)、12月31日(水)、1月1日(木)は休館 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
会場 | 兵庫県立美術館 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
公式サイト | https://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_2509/index.html | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
観覧料 |
・前売販売期間:7 月 9 日(水)- 9 月 19 日(金) (会期中は販売しません) 詳しくは、公式サイトから | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
住所 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アクセス | ・阪神岩屋駅(兵庫県立美術館前)から徒歩約 8 分 ※ご来館はなるべく電車・バスをご利用ください。 |
展示内容




ⒸFrank O. Gehry. Getty Research Institute, Los Angeles(2017.M.66)

ミサワホーム株式会社 撮影: 立木圭之介