【展示会情報】「ミニマル/コンセプチュアル: ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術」が兵庫県立美術館で開催!

 ソル・ルウィット《ストラクチャー(正方形として 1、2、3、4、5)》1978-80 年 滋賀県立美術館© 2021 The LeWitt Estate

2022年3月26日(土)より「ミニマル/コンセプチュアル: ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術」が兵庫県立美術館で開催されます!

ミニマル・アートは、主に1960年代のアメリカで展開した美術の潮流です。作家の手仕事やその痕跡を廃し、工業用素材や既製品を用いて、単純で幾何学的な形やその反復から成る作品を制作しました。ミニマル・アートに続いて現れ、同時代に国際的な広がりを見せたコンセプチュアル・アートは、物質的な制作物以上に、その元となるコンセプトやアイデアを重視します。特定の形式に縛られることなく、言葉や印刷物、日用品、作家自身の行為、それを記録する写真や映像など、多様な媒体が用いられました。

ドロテ&コンラート・フィッシャー夫妻は、1967年にデュッセルドルフにギャラリーを開き、こうした同時代の国際的な動向をいち早く紹介しました。フィッシャー夫妻は展覧会を手掛けた作家たちの作品を収集すると共に、その制作過程に関わる書簡や指示書、ドローイングといった多彩な資料も保管していました。

本展は、故フィッシャー夫妻のコレクションを収蔵したノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館の全面的な協力のもと、フィッシャー夫妻旧蔵の貴重な作品と資料、ならびに日本国内に所蔵される主要作品を通じて、今日のアートに大きな影響を与えたこの二つの芸術動向を振り返ります。

引用 : 公式プレスリリースより


Euphoric ” ” 編集部からの一言
– 担当者が実際に行ってきました! –

『芸術とは何か』について深く考えさせられる展覧会です!

’現代アート’と聞いて誰もが思い浮かべるような白一色で塗られた絵や、部屋に一つ置かれた球体といった作品について、私は『よく分からない』『意味がない』と理解できていませんでした。しかし、今回の展覧会を通して、それらの作品は素材や配置、そのプロセスについて拘り抜かれていて、『見た目』のみにフォーカスして評価するようなこれまでの芸術に対し疑問を呈していたことに気付きました。

人々の暮らしが進化・多様化するにつれて芸術に対する単一な評価基準が価値を無くす中、作品の見栄えを芸術として評価すること自体がもはや時代遅れであって、作品が完成したプロセスや作者の頭の中、そして作品を見た人が得た感覚を大切にすることが現代社会の芸術に必要とされるのではと考えさせられました。

「ミニマル/コンセプチュアル: ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術」展示会情報

会期 2022年3月26日(土)〜2022年5月29日(日)
会場 兵庫県立美術館
展示会公式サイト https://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_2203/
開館時間 10:00-18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日 月曜日
チケット
一般 大学生 高校生以下 70歳以上 障がいのある方(一般) 障がいのある方(大学生)
価格 1,600円
(1,400円)
[1,400円]
1,200円
(1,000円)
[1,000円]
無料 800円
(700円)
400円
(350円)
300円
(250円)

◆( )内は20名以上の団体料金、[ ]内は前売料金です。なお、団体、70歳以上の方および障がいのある方の前売券はありません。
◆前売券の販売は3月25日(金)まで(一般・大学生のみの販売)。
◆団体鑑賞をご希望の場合は1ヶ月前までにご連絡ください(TEL:078-262-1011)。
◆一般以外の料金でご利用される方は証明書を当日ご提示ください。
◆障がいのある方1名につき、介護の方1名無料です。
◆コレクション展は別途観覧料が必要です(本展とあわせて観覧される場合は割引があります)。
◆予約制ではありません。混雑時は入場制限を行いますので、お待ちいただく場合がございます。

住所

「ミニマル/コンセプチュアル: ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術」参考作品

ソル・ルウィット《ストラクチャー(正方形として 1、2、3、4、5)》

ソル・ルウィット《ストラクチャー(正方形として 1、2、3、4、5)》1978-80 年 滋賀県立美術館© 2021 The LeWitt Estate

ソル・ルウィット《モデュラー・ストラクチャーのためのワーキング・ドローイング》

ソル・ルウィット《モデュラー・ストラクチャーのためのワーキング・ドローイング》1970 年 ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館© 2021 The LeWitt Estate; Foto: Achim Kukulies, Düsseldorf

ゲルハルト・リヒター《エリザベート(CR104-6)》

ゲルハルト・リヒター《エリザベート(CR104-6)》1965 年 東京都現代美術館© Gerhard Richter 2021 (07042021)

ギルバート&ジョージ《アーチの下で(ボックス)》

ギルバート&ジョージ《アーチの下で(ボックス)》1969 年 ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館© 2021 Gilbert & George; Foto: Achim Kukulies, Düsseldorf

まとめ

いかがでしたか?
20世紀後半のアートに大きな影響を与えた1960-70年代のミニマル・アートとコンセプチュアルアート。これらの時代の変遷を辿ることで現代への流れをより深く理解できるのではないでしょうか?

兵庫県立美術館は

  • 阪神岩屋駅(兵庫県立美術館前)から南に徒歩約8分
  • JR神戸線灘駅南口から南に徒歩約10分
  • 阪急神戸線王子公園駅西口から南西に徒歩約20分
  • JR三ノ宮駅南から神戸市バス(29、101系統)・阪神バス(HAT神戸行)にて約15分、「県立美術館前」下車すぐ

にてアクセスできます。

詳しいアクセス方法は「公式ホームページからも確認してみてください!

特典:無料チケットプレゼント!(5組10名様)

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

ここでは、最後までお読みいただいた方に限定で「ミニマル/コンセプチュアル: ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術」のチケットをプレゼントいたします!(5組10名様)

ご応募は以下のフォームから!

たくさんのご応募お待ちしております!

>>>「ミニマル/コンセプチュアル: ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術」 招待チケット応募フォーム

応募受付締め切り:2022年4月4日!



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