【展覧会】「MOTコレクション 歩く、赴く、移動する 1923→2020/Eye to Eye─見ること」が東京都現代美術館で開催!

【展覧会】「MOTコレクション 歩く、赴く、移動する 1923→2020/Eye to Eye─見ること」が東京都現代美術館で開催!
オラファー・エリアソン 《人間を超えたレゾネーター》2019
Photo: Kazuo Fukunaga © Olafur Eliasson

2024年4月6日(土)より「MOTコレクション 歩く、赴く、移動する 1923→2020/Eye to Eye-見ること」が東京都現代美術館で開催されます!

東京都現代美術館では、戦後美術を中心に、近代から現代にいたる約5700点の作品を収蔵しています。「MOT コレクション」展では、会期ごとに様々な切り口を設けて収蔵作品を展示し、現代美術の持つ多様な魅力の発信に努めています。

1 階では、「歩く、赴く、移動する 1923→2020」と題し、1923 年の関東大震災直後に上京した鹿子木孟郎が被災地を歩き描いたスケッチから、移動の自由が制限されたコロナ禍における2020年の同館での個展に際して制作されたオラファー・エリアソン作品まで、「歩く/赴く/移動する」をキーワードに多彩な作品で構成します。

藤牧義夫の傑作《隅田川両岸絵巻》(1934)を展示するほか、「MOT サテライト」を機に制作されたクサナギシンペイ、光島貴之、ワタリドリ計画の新収蔵作品なども併せてご紹介します。さまざまな時代や国に跨る作家たちに歩みを重ねることで、私たちが生きる世界や社会への視座を高める機会となれば幸いです。

3階では、「Eye to Eye—見ること」と題し、様々な視線の在り方に焦点をあてます。アレックス・カッツやロイ・リキテンスタイン、中村宏、中園孔二などの絵画に「描かれた視線」から、反射する素材を用いた多田美波、モニール・ファーマンファーマイアンの彫刻やレリーフによる「巻き込まれる視線」までを取り上げます。

さらに世界中の都市と自然の営みをとらえた松江泰治の「カメラ・アイ」、マヤ・ワタナベの映像が風景の細部に向ける「批評的な視線」など、見ることに意識を向けながら、多様な技法の作品をめぐります。

*1 階は、前会期の展示を一部のみ展示替えして継続しています。

*開催内容は、都合により変更になる場合がございます。予めご了承ください。

展覧会情報

会期 2024年4月6日(土)〜7月7日(日)
開館時間 10:00~18:00
*展示室入場は閉館の30分前まで
休館日 月曜日(4月29日、5月6日は開館)、4月30日、5月7日
会場 東京都現代美術館
公式サイト https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/mot-collection-240406/
観覧料 一般:¥500
大学生・専門学校生:¥400
高校生・65歳以上:¥250
中学生以下:無料
(または企画展のチケットでもご覧いただけます。)
住所
アクセス 東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」B2番出口より徒歩9分
詳しくは「東京都現代美術館 アクセス」から

展示作品

歩く、赴く、移動する 1923→2020

鹿子木孟郎《震災スケッチ(避難民と焼野)》1923
藤牧義夫《隅田川両岸画巻 No.2》1934(部分)
光島貴之《ハンゾウモン線・清澄白河から美術館へ》2019
Photo: Takashi Fujikawa
ワタリドリ計画(麻生知子、武内明子)
《シリーズ 深川の旅》2020/「MOT コレクション 歩く、赴く、移動する 1923→2020」展示風景(2023)
Photo: Masaru Yanagiba
安齊重男
《アンソニー・カロ《シー・チェンジ》1970[安齊重男写真集『CARO byANZAï』(1992 年発行)のためのカット]》1994,2014
栗田宏一《POYA DAY—満月の夜の小石拾い》1991-99
Photo: Shizune Shiigi
オラファー・エリアソン
《人間を超えたレゾネーター》2019
Photo: Kazuo Fukunaga © Olafur Eliasson
福田尚代《『ナイン・ストーリーズ』#02》2003
Photo: Ichiro Otani

Eye to Eye—見ること

モニール・ファーマンファーマイアン《Heptagon》2008
Photo: Shizune Shiigi
多田美波《相 (Phase)》1989
Photo: Norihiro Ueno
中村宏《明暗法からの視線》2015-16
中園孔ニ《ポスト人間》2007
松江泰治《YOSEMITE 35140》2023
マヤ・ワタナベ《境界状態》2019


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