2026年1月6日より「開館30周年記念コレクション展 VISION 星と星図 第3期 星図Ⅲ:それぞれの実存」が豊田市美術館で開催されます!
豊田市美術館は今年で開館 30 周年を迎えました。この節目にあたり、同館では、「開館 30周年記念コレクション展 VISION 星と星図」を開催し、6月から3月までの10カ月間を通してコレクションを見つめ直し、ここに新たな息吹を吹き込みたいと考えています。
第3期では、始まりとなる展示室1において、1980 年代から 2000 年代にかけて、いわば豊田市美術館の開館前後に同時代的に活動を展開し始めた作家たちの作品を紹介します。
展示室2で紹介するのは、1997年に同室にあわせて展示収蔵され、実に27年振りに再展示となる宮島達男の《カウンター・ルーム》です。一方、展示室 3 では、今年度の新収蔵作品を既存のコレクションと組み合わせて紹介します。また続く展示室4では、平川紀道が豊田市美術館の過去の企画展に出品した作品を、改めてこの部屋にあわせて再インストールします。そして最後の部屋となる展示室 5では、同館が所蔵する近代美術の作品を中心に、その戦後への展開も含めてご紹介します。
情報化社会、消費社会を迎えるなかで、大きくアートが変化していくのが1980年代です。
もの派以降の作家として、岡﨑乾二郎らが改めて造形の可能性を探る一方、関西では、森村泰昌や石原友明、中原浩大など「関西ニューウェーブ」と呼ばれる作家たちが、四角四面なこれまでのアートを脱臼するようなユーモアを備えた作品や、消費社会を背景に、私たちの日常から近しい感覚を誘発する作品を展開して注目を浴びます。
つづく90年 代 はバブル の 残 滓 のなか 、村上隆 や小沢 剛らが 都市に介入したり 、サブカルチャーを新たな創造の糧にしていくことになります。また大岩オスカールなど、次第に閉塞していく社会において自身の足場を見つめ、作品に転化していく作家たちも現れました。
1995 年に開館した豊田市美術館は、まさに同時代のリアルとしてこうした作家たちの作品を収蔵してきたといえます。
そのなかで、若林奮のアシスタントを務めながら、鉄の彫刻にこだわり、そこに独自の軽やかさと繊細さを実現した青木野枝への目配りなどは、アートの別の連続性と多様性をうかがわせる同館らしい収蔵といえるでしょう。
80 年代に、デジタル・カウンターの作品で一躍注目された宮島の作品は、最新技術を用いながらも、一方で、人間の生や事物の存在という普遍的な問いを投げかけてきます。およそ 20年後に制作された平川の作品もまた、現在の最新技術を用いながら、その主眼には、私たちの実存に迫ろうとの思いが認められます。それは、近代国家が成立するなか自我を問い、戦争経験を経て、いっそう切実に人間存在を問うことになった作家たちにも接続するものといえるでしょう。
個々の作品は、一つの星のように個別の性格を持った単独の存在でありながら、他の作品と関係し合い、像を結ぶことによって、複雑で豊かな星図を描き出します。
展示室を行き来するなかで同館コレクションの豊かなバリエーションをご覧いただき、時代や場所を越えて共有される複数の思考の連なりを実感していただければと思います。
EXHIBITION with TICKET/展示会 (特典付) EXHIBITION/展示会
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コンテンツ
Toggle展覧会情報
| 会期 | 2026年1月6日(火)~2026年3月15日(日) |
| 開館時間 | 10時〜17時30分(入場は17時まで) |
| 休館日 | 休館日 月曜日(1月12日、2月23日は開館) |
| 会場 | 豊田市美術館 |
| 公式サイト | Toyota Municipal Museum of Art 豊田市美術館 |
| 観覧料 | 観覧料: 一般300円[250円]、高校・大学生200円[150円]、中学生以下無料 [ ]内は20名以上の団体料金。 |
| 住所 | |
| アクセス | [車]東名高速道路 豊田ICより約15分 東海環状自動車道 豊田松平ICより約15分 伊勢湾岸自動車道 豊田東ICより約20分 [公共交通機関]名鉄豊田市駅または愛知環状鉄道新豊田駅より約800m |
展示内容










