こんにちは!ユアムーン編集部です!
最近は高校入学してすぐに進路を考える学校が多くなってきましたね。今まで以上に学生は進路について真剣になりつつも、とても不安に感じていると思います。
「自由に働く」というキャッチフレーズで学生に浸透してきたデザイナーという仕事。そのような仕事につくことを興味がある、または目指しているという学生は芸術大学に入試すべきか悩んでいると思います。
しかし、芸術大学に進学する学生は、おそらく学内でも少数派。その道に詳しい進路指導の先生も決して多くはないでしょう。ご両親も情報量が少なく、心配されている方がいると多います。
そこで!
今回は『Euphoric””』が学生と保護者向けに、芸術大学についてご紹介していきたいと思います!芸術大学に少しでも興味がある方は最後まで読み進めて頂けたらと思います!
それでは早速始めていきたいと思います!
目次
そもそも芸術大学とは?
まずは芸術大学というのは一般的にはどのような大学を指すのか解説します。
一般的な大学は経済学、経営学、心理学、法学、教育学、外国語学などを学べる授業を行っています。
一方で、芸術大学は美術、彫刻、写真、映像、音楽など、クリエイティブと言われる部類の授業を行っています。芸術大学の中でも、美術系の授業のみを行っている大学を美術大学。音楽系の授業のみを行っている大学を音楽大学と呼んでいます。
芸術大学の学費
続いては芸術大学の学費についてです。
一般的な大学に比べ、芸術大学の授業には作品制作が授業に含まれていることは、なんとなくご想像出来ると思います。ここでは芸術大学の学費について解説します!
まずは一般的な大学ですが、文部科学省が発表している1年間の授業料の平均は、私立大学が約90万円、国公立大学が約50万円です。
そして芸術大学ですが、いくつかの大学の平均を計算すると、私立芸術大学が約160万円、国公立芸術大学が約160万円でした。
やはり私立、国公立問わず、芸術大学は制作材料などの関係で一般的な大学より学費は割高になってしまうそうですね。
入試内容
芸術大学が如何なるものか大枠は理解して頂けたかと思います。
では芸術大学にはどのようにして入学出来るのかが次の問題ですよね?おそらく一般大学との受験の形式は違うはず。まずは入試内容から見ていきましょう!
一般的な大学は中学校や高校の受験と同じく、筆記試験が中心です。推薦を受ける学生は小論文と面接の場合もありますね。
芸術大学の入試はというと、デッサンや歌唱などの実技、そして作品解説などを含めた面接、たまに小論文や国語、数学、英語などの一般大学の受験を同じ大学も存在します。
高校では美術や音楽の授業はあれど、芸術大学の受験で使えそうな技術を身につけるだけの質は保証できないので、現代であればYouTubeなど見たり、美術部に所属し顧問に指導を受けるなど自力で頑張るか、美術予備校や芸術に関する私塾スクールに通って学ぶことが一般的です。
入試費用
一般的な大学を受験する学生でも金銭面的に受験校を絞る学生も少なくはないと思います。それは芸術大学を受験する学生も然りです。
ここでは芸術大学の受験費用を解説します!
一般的な大学の1校あたりの受験料は、私立が約3万5000円、国公立が約1万6000円。なので、私立を3校と国公立を1校受けるとすると、12万1000円。そこに宿泊費や交通費を含めると20万円くらいになります。
芸術大学は幅はあるのですが、私立大学は約3万5000円、国公立大学が約2万円です。芸術大学も私立を3校と国公立を1校受けるとすると、12万5000円。こちらも宿泊費と交通費を含めると20万円か21万円くらいになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事の内容をまとめると、芸術大学は一般的な大学に比べて実践的な授業が多くあります。そのため、製作費などで授業料も割高に。受験に関しても芸術大学は実技が中心。ですが授業料とは違い、入試費用は一般的な大学とほとんど変わりません。
ネットでも芸術大学についてまとめたサイトはまだまだ少ないと思います。今後、『Euphoric””』ではこの記事のような芸術大学に関する情報を発信していきますので、ご興味のある方は是非チェックしてください!
その他にも、芸術大学に入試する際に役立つ、芸術リテラシーが上がる記事を投稿していますので、よろしければそちらも見てみてくださいね!
参考文献
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/1412031_00001.htm