【徹底解説】エル・シードってどんな人?作品と人生を3分で理解しよう!

【徹底解説】エル・シードってどんな人?作品と人生を3分で理解しよう!

こんにちは!ユアムーン株式会社 編集部です!

突然ですが、皆さんはエル・シードというアーティストを知っていますか?

フランス出身のチュニジア系アーティストで、アラビア語を駆使したグラフィティ作品を作ることで知られています。

この記事ではエル・シードの『人生』と『作品』についてご紹介します!

エル・シードとは?

<本名>
エル・シード(eL Seed)

<国籍>
フランス パリ

<公式サイト>
https://elseed-art.com/

<人生>
エル・シードは1981年8月21日、フランス パリに生まれました。両親はチュニジア出身で、幼い頃はチュニジア訛りのアラビア語を話していました。エル・シードというと、アラビア語をベースとした作品で知られていますが、標準的なアラビア語を学び始めたのは18の頃からで、自身のアイデンティティはどこにあるのかを考えることがきっかけだったと言います。

エル・シード/elSeedの名前の由来は、学校のクラスで扱ったフランスの悲喜劇「Le Cid」に由来します。また、「Le Cid」はアラビア語で男を意味する Al Sayedがもととなっています。

2011年のチュニジア革命以降、政治的抑圧が和らぎ、エル・シードもこのころから精力的に活動を始めました。

フルフィヤ運動ってなに?

フルフィヤ運動は20世紀後半に登場したアラブの伝統文化であるアラビア書道を現代アートとしてアプローチしていく芸術動向です。アラブ諸国のアイデンティティのを作るうえで大きな影響を及ぼしており、アラビア美術史に残る重要な運動です。

アラビア書道をルーツとしていることもあり、アラビア語の要素を分解し再構築する、ある種脱構築的側面を持ちます。

 

▼フルフィヤ運動がについては今後くわしく解説する予定です!

エル・シードの作品

ここからはエル・シードの作品をいくつか紹介していきます!

MIRRORS OF BABEL

エル・シードの作品はアラビア語のカリグラフィーとグラフィティを組み合わせた作品です。作品にはコーランや詩などを引用しているものが多くありますが、実際に文字として認識することは、アラビア語圏の人たちにも難しいようです。しかし、エル・シードはこれら作品を理解するためには必ずしもそれが読める必要はないと考えており、むしろ感じることによる人と人とのつながりに焦点を当ています。

MADINATI

この作品は、1994年から18年間何も描かれていなかったコンクリートのモスクに作品を描いてほしいという依頼のもとに制作されました。

描かれたグラフィックにはコーランの一節から引用しています。

平和、寛容、受容などの普遍的価値観を表しているものです。

Oh humankind, we have created you from a male and a female, and made you people and tribe, so you may know each other.

Street Art : Another view of the mural on a minaret calligraphed by artist El Seed in Qabis in Tunisia.

出典:I’m smaller than my Alif, Live Street Art News, https://www.fatcap.com/live

Street Art : Overview of mural painting calligraphed on a minaret made ​​by the artist El Seed in Qabis in Tunisia.

出典:I’m smaller than my Alif, Live Street Art News, https://www.fatcap.com/live

STREET ART ON SILK

エル・シードはルイ・ヴィトンとコラボしたことでも知られています。モノグラムのパターンの上にアラビア書道の伝統を継承した美しい曲線が描かれています。

出典:https://www.pinterest.jp/pin/34691859603215719/

まとめ

いかがでしたでしょうか?

アラビア書道というだけあり、曲線の美しさは日本の書道に通じるとことがあると感じたのではないでしょうか。意外と思うかもしれませんが、宗教的にも(神道とイスラム教)多くの共通点があります。こうした文化的共通点が由来しているのかもしれませんね(笑)。

エル・シードを気に入った方は、下の著書なども買ってみてはいかがでしょうか!