2023年4月22日(土)より『四百年遠忌記念特別展「大名茶人 織田有楽斎」』が京都文化博物館で開催されます!
有楽斎(うらくさい)こと織田 長益(おだ ながます)は天文16年(1547)、織田信秀の子、信長の弟として生まれました。信長、秀吉、家康のもと、武将として活躍し、晩年には京都・建仁寺の塔頭である 正伝院(しょうでんいん)を再興、隠棲します。正伝院内に建てた茶室「如庵」は国宝に指定され、各地に如庵の写しが建てられました。近代化の中で寺名を改めつつ、正伝永源院には現在も有楽斎ゆかりの文化財が数多く伝来しています。
文化人・有楽斎として名高い一方、武士・長益には悲観的なイメージが付きまといます。天正10年(1582)本能寺の変では、二条御所に籠る自らが付き従う信忠(信長長男)の切腹後、二条御所を脱出します。このため、京の人々には「切腹をすすめておいて、逃げた男」と揶揄されました。
さらにその後、信雄(信長次男)に仕え、家康と秀吉の講和を調整するなど存在感を示したものの、信雄が改易されると今度は秀吉の 御伽衆(おとぎしゅう)に加わります。
関ヶ原の戦いでは東軍として参戦、戦後も豊臣家に仕えましたが、大坂夏の陣の前には家康の許可を得て主人から離れました。
織田、豊臣、徳川の3天下人に仕えて時流を乗り切り、75歳までの長い人生を「有楽斎」として京に隠棲した彼の心中には、どのような思いがあったのでしょうか。戦乱を生き延びた彼の美意識は現代の茶道に息づき、規範とされています。
有楽斎の四百年遠忌にあたり、正伝永源院に伝わる文化財を再度調査しました。ここで得られた知見をもとに、織田有楽斎という人物を今一度捉え直す展覧会です。
『四百年遠忌記念特別展「大名茶人 織田有楽斎」』展覧会情報
会期 | 2023年4月22日(土)~2023年6月25日(日) *会期中、一部展示替えをおこないます。 |
会場 | 京都文化博物館4・3階展示室 |
公式サイト | https://www.bunpaku.or.jp/exhi_special_post/odaurakusai/ |
開館時間 | 10:00~18:00(金曜日のみ~19:30) *入場は閉室30分前まで |
観覧料 | 一般:¥1,600(¥1,400) 大高生:¥1,000(¥800) 中小生:¥500(¥300) *消費税含む *( )内は前売および20名以上の団体料金。 *前売券は2023年4月21日(金)までの期間限定販売(会期中は当日券のみ)。 *未就学児は無料(ただし、要保護者同伴)。 *学生料金で入場の際には学生証をご提示ください。 *障がい者手帳などをご提示の方と付き添い1名までは無料。 *上記料金で2階総合展示と3階フィルムシアターもご覧いただけます(ただし催事により有料の場合があります)。 |
休館日 | 月曜日(ただし、5月1日は臨時閉館) |
住所 |
『四百年遠忌記念特別展「大名茶人 織田有楽斎」』展示作品
まとめ
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京都文化博物館は地下鉄「烏丸御池駅」下車【5】番出口から徒歩3分でアクセスすることができます!
詳しいアクセス方法は「公式サイト ご利用案内 アクセス」からも確認してみてください!
特典:無料チケットプレゼント!(抽選2組4名様)
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応募受付締め切り:4月25日!