2022年2月8日(火)より「感覚の領域 今、「経験する」ということ」が国立国際美術館で開催されます!
現代美術の分野で独自の視点と手法によって、実験的な創作活動を展開している7名の美術家を紹介する展覧会を開催します。
今日、人類は数々の地球規模の困難な問題に直面しています。人々を取り巻く環境は激変し、それが一人一人の心のありように大きな影響を及ぼしています。さらに、昨今のコロナ禍によって、世の中の混迷の度合いはより深まっていきました。われわれの生活習慣は大きく変化し、日常生活において多くの行動が制限される中で、新しい経験のあり方が問われるようになりました。
そのような状況の中で、現代美術は、人々に多様な経験の機会を提供する媒体として注目を集めています。本展の7名の作品においても、その経験の質はさまざまです。全身の感覚を伴う身体的なもの(飯川雄大、今村源)から、瞼の内側に生起する生理的な反応へと訴えかけるもの(伊庭靖子、中原浩大、名和晃平)。あるいは、記憶や想像力を動員する思考的なもの(大岩オスカール、藤原康博)まで、それぞれが経験の多様性を示唆しています。
その意味において、「美術=視覚芸術(ビジュアルアート)」という捉え方は、すでに過去のものになったと言えるのかもしれません。人間の感覚における「視覚」の優位性は依然として保たれているとはいえ、現代美術は、今や身体を含めた全感覚的な存在になったと考えられるからです。美術とは、視覚の可能性の限界を押し広げようとする人類の挑戦であった時代を経て、今や、私たちのあらゆる感覚器官を稼働させることによって遭遇する、新しい世界のイメージを開拓する行為であると考えることができるのです。それを「感覚の領域」の拡大と言い表してよいのではないでしょうか。
Euphoric ” ” 編集部からの一言
本展は、現代美術家として実験的な様々な作品を制作しているアーティストにフォーカスした展覧会です。人間の感覚をテーマに、最先端のアートが展示されます。現代アートがその時代ごとの現代性を反映しなくてはならないのであれば、本展の作品はまさにその現代アートであり、実社会で今何が起きているかを体感することができます。
最先端の現代アートを体験できる素晴らしい機会ですので、是非訪れてみてください!
目次
「感覚の領域 今、「経験する」ということ」展覧会情報
会期 | 2022年2月8日(火)– 2022年5月22日(日) | ||||||||||
会場 | 国立国際美術館 | ||||||||||
展覧会公式サイト | https://www.nmao.go.jp/ | ||||||||||
開館時間 | 10:00 – 17:00、金曜・土曜は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで |
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休館日 | 月曜日(ただし、3月21日(月・祝)、5月2日(月)は開館し、3月22日(火)は休館) | ||||||||||
チケット |
※( )内は20名以上の団体料金および夜間割引料金(対象時間:金曜・土曜の17:00-20:00) |
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住所 |
「感覚の領域 今、「経験する」ということ」参考作品
中原浩大《Text Book》
大岩オスカール《Big Wave (2020)》
※本作のみ出展予定
飯川雄大「デコレータークラブ 配置・調整・周遊」
藤原康博《Church on Cloud》
今村源《きせい・キノコ―2019》
まとめ
いかがでしたでしょうか?
国立国際美術館は大阪府中之島にある美術館です!最寄りは中之島線 渡辺橋駅で、徒歩5分程度でアクセスすることが出来ます。
詳しいアクセス方法は「公式ホームページ」からも確認してみてください!
特典:無料チケットプレゼント!(5組10名様)
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
ここでは、最後までお読みいただいた方に限定で「感覚の領域 今、「経験する」ということ」のチケットをプレゼントいたします!(5組10名様)
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応募受付締め切り:2月25日!