2021.10.26(土)より企画展「上田薫とリアルな絵画」が茨城県近代美術館で開催されます。
上田薫(1928~ )は、日本におけるスーパーリアリズムの第一人者として広く知られる画家です。1970年代に発表した「なま玉子」シリーズをはじめ、スプーンですくいとられたアイスクリームや、シャボン玉、水の流れといった、身近なものの一瞬の姿をとらえてリアルに表現する作品によって、高く評価されてきました。
半世紀を超える上田の表現の軌跡をたどることは、現代のアートシーンで隆盛する様々な作家たちのリアルな表現について考える上でも、重要な意味を持つことでしょう。多彩な作品を通して、「リアル」をめぐる豊かな絵画表現の世界をお楽しみください。
ユアムーン 編集部からの一言 -上田薫氏について-
上田薫氏は1928年東京都に生まれた画家です。東京芸術大学油絵科を卒業したのちに、グラフィックデザイナーとして活躍されました。
初めは抽象画を描いていましたが、制作に行き詰まり「見たものをそのまま描く」ことを始めました。そこで、1970年に描いた「貝殻」という作品を契機に、写実的な画家として知られるようになります。
上田氏の作品は、「スーパーリアリズム」と呼ばれる写真をもとに徹底的に写実的に描く芸術動向の中に位置づけられています。上田氏は自分の作品には写真の1/10程度の情報量しかないと話していますが、「モノ」の迫力を描くことで人間の目にどう映るかを変化させています。
上田氏のアトリエは鎌倉の小高い丘の上の美しい自然に囲まれた場所にあります。「キレイなもの」を好み、自分が感じた美しさを作品に反映させています。
茨城県近代美術館は千波湖のほとりにある長閑な場所にあります。この秋、休日などを活用して美術館でゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか!?
「上田薫とリアルな絵画」 展覧会情報
会期 | 2021年10月26日(火)〜2021年12月12日(日) | |||||||||||||||
会場 | 茨城県近代美術館 | |||||||||||||||
展覧会公式サイト | http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/ | |||||||||||||||
開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで) | |||||||||||||||
休館日 | 月曜日 | |||||||||||||||
観覧料 |
※障害者手帳・指定難病特定医療費受給者証等をご持参の方は無料 【おすすめはWEB予約!】 |
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住所 |
「上田薫とリアルな絵画」 展示作品
サラダ E
玉子にスプーン B
あわ D
Girls Start the Riot
Untitled
Standing Figure (feat. IKEUCHI Hiroto)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
気になる作品はありましたか!?
茨城県近代美術館は
- 水戸駅 南口から徒歩約20分
- 北口8番のりばから「払沢方面、または本郷方面」行きのバスに乗車し、「文化センター入口」にて下車約5分。
にてアクセスできます。
詳しいアクセス方法は「公式ホームページ」からも確認してみてください!
特典:招待チケットプレゼント!(5組10名様)
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ここでは、最後までお読みいただいた方に限定で「上田薫とリアルな絵画」のチケットをプレゼントいたします!(5組10名様)
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