皆さんはPantoneやDICカラーなどの色見本をご存知ですか!?
デザインに少しでも携わったことがある方であれば、使ったことがあると思います。商品の色を決めるときや印刷物の色を決めるときなど、実務では欠かせない存在です。
これからグラフィックデザイナーを目指す方であれば、是非持っておきたいアイテムの一つです。今回は、PantoneやDICカラーをどんな時に使うのか、簡単にその魅力も含め紹介したいと思います。
PantoneとDICカラーについて
Pantone
Pantoneは色見本帳を販売するアメリカの会社です。国際的な色の基準はPantoneと言われています。TwitterのロゴもPantoneで色指定されています。
Pantone社は過去22年に渡り、毎年「パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー」というその年のトレンドカラーを発表しています。ちなみに2021年は、「PANTONE 17-5104 Ultimate Gray 」 と「PANTONE 13-0647 Illuminating」の2つでした。
DIC
DICは日本のDIC株式会社が発行、販売する色見本です。日本ではこちらの色見本を使う機会が実際多いです。
DICの場合、日本の伝統色を揃えていたりするので、和風の制作物をする方はこちらを揃えておくことをお勧めします。
↓伝統色はこちらから ↓
使い方とその魅力
基本的な使い方
冒頭でも述べたようにこれら色見本は、商品の色や印刷物の色を決める際に活用します。カラーチップの色を見ながら、自分が表現したい色はどれなのかを探します。
印刷物の入稿であれば、DIC番号やPANTONE番号はきちんと決めたうえで入稿するとスムーズに制作が進みますので、必ず確認しましょう。
※番号を決めた場合でも、素材の影響でイメージする色にならないケースがあります。そのあたりは試作を重ねながら柔軟に対応しましょう!
旅行先でのインスタ映え
PANTONEやDICなどはデザイナーなどの専門的な職種にとどまらず、一般の方でも楽しむことが出来ます。
旅行先にDICを持っていき、気になる壁などと色比較してみると非常に面白い上に、インスタ映えします!
また、PANTONE CAFEという、色をテーマにしたカフェもあり、こちらもおしゃれでお勧めです!
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出典:The Pantone Café Is the Most Instagram-Worthy Restaurant in the World, BRIT+CO, https://www.brit.co/pantone-cafe/
まとめ
いかがでしたでしょうか?
簡単ではありますが、色見本とその魅力について解説しました。
少し価格は高いですが、クリエイティブにかかわりたいと思う人は持っていて損はありません!
Euphoric””では、今後も数多くのアーティストをご紹介していくだけではなく、弊社デザイナーが使っているAdobeソフトのイラレやフォトショのチュートリアル、3Dプリンターの解説などを記事にしています。
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