日々デスクワークをする中で、運動不足や首・肩・腰のコリを感じたり、アーティストでも何時間もずっと同じ姿勢で作業して気づいたら体が痛くなったりしてはいませんか?
背骨が丸まって、ふと鏡を見たら想像以上に猫背でショックを受けた…なんてこともあるかもしれません。
でも毎日ストレッチをするのも面倒だし、そもそもどうしたらいいかわからない…
そんな方におすすめなのが「ストレッチポール」です!
見た目はただの長い筒。
でもその筒がすごいんです。
なんの意識をすることもなく、ただボーッと上に寝っ転がっているだけで、背骨のコンディショニングになったりや肩こりが改善されたりなど様々な嬉しい効果が!
現に、これを書いているユアムーン 編集部も今では手放せないアイテムになっていて、東京から地元に戻る際にわざわざもう一本購入したほど。
そんな神アイテム、ストレッチポール についてご紹介いたします!
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ストレッチポール
そもそもストレッチポール って?
ストレッチポールの起源は、アメリカで生まれた筋膜リリースなどを行うためのフォームローラー。その円柱型の器具を参考にして、日本のアスレチックトレーナーがセルフケアのために開発したツールです。
現在では、ストレッチやエクササイズだけでなく、医療の現場でもリハビリテーションのための補助器具として使用するほどになりました。
日本コアコンディショニング協会(JCCA)も、ストレッチポール を公式のツールとして採用しています。
ストレッチポール の効果
ストレッチポール には様々な効果がありますが、主にあげられているのが下記の4つです。
- 凝り固まった筋肉がほぐれる
デスクワークでパソコンに集中、絵を書くためにキャンバスに集中、面白い映画に集中…そんな時、私たちの体は無意識に前屈みの姿勢をとってしまいます。そして、その姿勢が長時間にわたることによって、体の前側の筋肉が次第に緊張。そのせいで肩も背骨も丸まったまま固まってしまい、それが痛みや歪みの原因となってしまいます。
ストレッチポール の上に仰向けに寝転がることによって、自然と無理なく背骨が伸び、横に広げた腕の重さで縮こまった胸が気持ちよく広がってほぐれていくのです。
- 背骨が適切な位置に整う
背骨が緩やかなS字カーブを描いているのはご存知ですか?それが適切な背骨の形なのですが、上記のような歪みが生じやすい生活を送っていると、だんだんとこのS字カーブが崩れ、慢性的なコリや痛みを発生させてしまいます。
ストレッチポール は、頭蓋骨と胸と腰のみがポールに当たるのことによって歪んでしまったS字カーブを適切な位置に整えてくれます。
- 浅い呼吸が深く吸えるように
長時間何かに集中して丸まった姿勢をとっていると、自然と呼吸が浅くなってしまいます。そうなると酸素が全身に回らなくなるため血流が少なくなり、疲れやすくなるなど不調の原因に。
ストレッチポールに仰向けで寝ると、腕が自然に地面側に落ちるので、肋骨が開き肺が十分に空気を取り入れるスペースを手に入れ、深い呼吸ができるようになります。
ただ仰向けに寝るだけで、こんなに素晴らしい効果が得られるなんてすごいですよね!
ストレッチポール の使い方
- ポールの1番端にお尻を乗せて、体育座りのような形になり、そのまま両手を床に付けます。
- 2、両手で体を支えたまま、背骨をゆっくりとポールにつけるようにして頭のてっぺんまでポールに乗るようにして仰向けになり寝る。
出典:LPN ストレッチポール(R)EX, amazon, https://www.amazon.co.jp/
それだけ!!
そのまま5分ほどぼーっとしましょう。
少し体を揺らして、背骨周りを刺激するのも○。
ユアムーン 編集部は横目でテレビを見たり、あまりよくないかもしれませんがスマホをいじったりしています(必ず腕を横に広げる動作は別にしていますよ!)。
調べると、他にも筋膜リリースに使ったり、筋トレに使ったりなど様々な活用法が出てきますが基本的には本当にこれだけでOK。
降りる時は、お尻を先に床にずらすようにおろしてから全身を床につけるように降ります。
ポールから直接起きるのは、無理な体勢になりやすいので注意してくださいね。
理想は毎日できると良いのですが、週に1回でも効果はあります!
気が向いた時にゆるゆると続けましょう。
おすすめのストレッチポール はこれ!
Axis Former
ストレッチポール はもともと、株式会社 LPNが開発した商品の名称でした。
元祖ということもあり、株式会社 LPNのストレッチポール は、硬さ・肌触り・強度など高い品質を誇ります。
ただ…高い!
1本9,350円と、1万円弱もしてしまいます。(※2021年3月17日調査時点)
そこでおすすめなのが、上記のAxis formerです。
コストパフォーマンスの面でかなりの優れもの。
この記事を書いているユアムーン 編集部は、これをリピートしました。
探せばもっと安いストレッチポールも出てきますが、あまりに安いと周りのカバーがなくザラザラしていたり、硬すぎて逆に痛くなってしまったりとデメリットが目立ってしまいます。
その点、硬さや肌触りも元祖ストレッチポール に負けていないのにより安く手に入るAxis formerがおすすめです!
実際に使ってみて
疲れている時、ベッドに寝っ転がるだけでは決して感じられない胸部の開放感がクセになります。
丸まってしまった背骨が伸びていく時は、初めは少し痛くもありますがだんだんと正しい位置に戻っていく感覚とともに気持ちよくなります。
還暦を超えた母にも勧めており、老化が原因で丸まってしまった背中も気持ち良く伸ばしてくれているようで毎晩使っています!
まとめ
ストレッチポール との出会いは、ピラティスのスタジオの受付として働いている時でした。
よくピラティスの先生がまずはストレッチポール で体をほぐすことからレッスンを始めており、そんなにすごいならと購入したのが始まりです。
今では欠かせない存在になったストレッチポール。
特に普段スポーツやエクササイズをしない方には特におすすめです。
いつまでも元気に活動していくためにも、ぜひストレッチポール を導入してみてはいかがですか?