創作活動をする上で、アイデアの発想法は人それぞれです。作品作りに納得がいかなかったり、自分にとって良いインプットができない時にはアウトプットに支障をきたす時があります。
そのような中で、締め切りが迫っているのにも関わらずアイデアが出てこない場合は、どうしたら良いのでしょうか?
作品作りに行き詰まったり、なかなか創作活動に繋がらない。
この記事ではそんな悩みを持った人向けです!
では、さっそくアイデアの発想法についてレベル別に解説していきたいと思います!
目次
ちょっとしたアイデアが欲しい時
アイデア自体は出ているのに、先行事例があったり、他と差をつけたい時にどのようなアイデアが打開策となるのでしょうか。
アイデアの原体験を掘り起こしてみる
事例だけ見れば既にあることでも、実際に困っている状況や問題までも全く同じ状況ということは少ないはずです。
実際に起こっていたことを解決するようなことがあり、その作品やアイデアが生まれたはずです。
同じ事例をいくつも上げてみる
他の事例があるからダメなのではなく、むしろ多ければ多いほどどこに違いを置いているのかがわかるはずです。客観的にそのアイデアを発想したときの状況や、成り行き、その後の流れまでを比較することで、様々な差を発見できるはずです。
実際の状況で使ってみて確かめてみる
この発想法は作品やアイデアの方向によっても違います。
デザイン展示におくための作品作りであれば、展示会場に作品が置いてある状況を想像してみます。そうすると、他にある作品たちとの兼ね合いを考慮し始めるかも知れません。
突飛なアイデアが欲しい時
デザインコンペティションや何かの大会に出る際、派手で目立った作品作りを必要とする時があります。そのときに、見た目だけでなく内容までもが、突飛であれば目を引くこと間違いなしです。
しかし、そういった場合にはどのような発想法が有効なのでしょうか?
全く関係のない分野を掛け合わせてみる
突飛は”想像ができない”や”思いもよらない”の意味です。事例が被ってしまって、少しずつ改良や工夫をするのが地道で確実に伸びる方法ではあります。
そんな中でも、全く違う分野の掛け合わせをすると、予測できなかった化学反応を起こすことが稀にあります。意外にも関連していなかったと思っていた分野に共通項が見つかったりすると、そこからの創作活動やアイデアにヒントとなるでしょう。
最新ではなく最古を選択してみる
新しいものには奇抜さや、派手にするために様々な工夫がなされ、ときには余計と思えるような機能が備わっていることがあります。そんなときに有効なのが最古を選択してみる方法です。洗濯機を使わずに、もみ洗いをしたときに出てくる不便なことは何か、客観的に捉えうことができ、より実体験に基づくことができます。便利なものでありふれているからこそ、不便がない日常が当たり前になってしまっていることがあります。
本当に何も出てこない時
締め切りが迫り、焦ってアイデアうんぬんではなく、創作活動に対しても頭が真っ白になってしまう時はあります。
いったん何も考えないでみる
とことん別のことをやると、ふと意識が向く時があります。その際に見落としていたアイデアに気づく時があります。差し迫ってくる締め切りがある時ほど、唐突に出てくるアイデアは書き留めておくと良いでしょう。今は使えなくても、積もり積もって必要になってくる時が稀にあります。
体をあたためる
体が冷えてしまうと、脳みそが働かなくなることがあります。サウナやお風呂に入ったり、寝ることでも体を温めることができます。締め切りになると徹夜やエネルギー不足、睡眠不になりがちですが、考え続けることよりもときには休息も大切です。
いかがでしたか?クリエイターは低気圧に弱いと言われたりもしますが、自律神経の乱れや体の冷えはパフォーマンスに大きく関わります。
うまくいかない時は休み休みで創作活動を進めてみましょう!