カメラを持っている方で「AEL」というボタンを気になったことあるが、必要に迫られていながいが故に知らないままの方、意外といらっしゃるんじゃないでしょうか?
本コンテンツでは、そんな「AEL」についてわかりやすくご説明していきたいと思います!
目次
そもそもAELって何の略称?
「AEL=AUTO EXPOSURE LOCK」の略です。
日本語訳にすると、「自動露出ロック」となります。だいぶわかりやすくなりましたね。
AELの機能
オートで設定された露出を、その設定されたものからロック(固定)する機能となります。
カメラを被写体に向けてシャッターボタンを半押ししても被写体が適正な明るさにならない場合は、お好みの明るさになる場所でAELボタンを押して測光し、露出を固定することができます(AEロック機能)。露出を固定した状態で被写体にピントを合わせなおして撮影します。
引用 : SONY https://helpguide.sony.net/ilc/2010/v1/ja/contents/TP0003229218.html
露出を固定することのメリット
1.明るい箇所から暗い箇所へのBロールなどに有効(逆の状況でも同様)
AELで露出を固定することで、映像のムラが出てしまうことを避けられます。
例えば、「明るい所→暗い所」を撮影した際に、露出の調整により一瞬暗くなったりすることがなくなります!←これはとっても大きなメリット!
上記をもっと具体的に例を出すと室内で逆光の箇所の露出を拾ってしまい、暗くなりすぎてしまう。といった感じでしょうか。(映像に無駄なムラが出ると観ている側にストレスを与えちゃいますよね;;)
2.ライティングされた環境が必要なくなる
AELを使えば、物理的に露出を固定する為のガチガチに組まれたライティング環境が必要なくなります。
つまり、レフ板もストロボも使わずに必要な箇所を見つけるだけで(この場合は明るい箇所)、AELボタンを使うことにより非常に高速な方法で露出を固定し、露出オーバーになる事を避け、暗い場所でも一定の映像で撮影することができます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
こんなにも便利な機能を使わずにはいられないですよね。
この技術は映像のみならず、スチール(写真)にも使える技術ですので、是非色々と試してみてください^^!