【ポートフォリオ】0から始めるポートフォリオ制作#準備編

こんにちは!ユアムーン編集部です。

デザイナー就活で必要になってくるポートフォリオ。作品や課題をまとめたり、自己アピールのためなど様々な目的で制作作られます

表現方法や個性が重要になるポートフォリオですが、何から手をつけたら良いのでしょうか?

元美大生が実際に作ってきたポートフォリオの進め方と一緒に、早速見ていきましょう!

▼基本は既に知っている方は下記のリンクへ!▼

【初心者大歓迎!】0から始めるポートフォリオ制作#実践編

【その1】ポートフォリオの作品例のリサーチ

初めに、アートディレクションを決めるためのリファレンス・資料を見つけることが重要です。

どの作品を載せるか、自主制作した作品を含めた方がいいのかなど、入れる作品について最初に悩む方が多くいますが、まずはどのようなアートディレクションで進めていくかを決めることが重要です。

作品例を探す上で実践するべき3つのやるべきことを見ていきましょう。

①OBOGのポートフォリオを見る

デザイン学生にまずオススメしたいのがOBOGのポートフォリオをみることです。

紙媒体なのか、WEB形式なのか、その先輩方がどこに就職したかなどもわかると、業界の傾向を知ることができます。

また、就活支援する教職員や教授、就職の決まった先輩などからデータを貰う、話を聞くことで、ポートフォリオの作り方やどのようなスケジュールで制作しているかを知ることができます。

さらに、実際にデザイナー就職された同じ大学の方のサイトからアポをとり、ポートフォリオ制作に関するアドバイスを貰うことも効果的です。

②ポートフォリオのまとめ記事を見る

ポートフォリオ制作で特に活躍するのがポートフォリオでのまとめ記事です。

海外のサイトや、有名デザイナーのポートフォリオサイト、ポートフォリオ作品例など、インターネット上で検索すると膨大な情報がヒットします。特に、有名デザイナーのポートフォリオサイトは参考になる要素が多くあり、質の高いリファレンスとして活用することができます。

こうしたサイトは定期的に更新されていることが多く、お気に入りのポートフォリオサイトが見つかれば、ブックマークでいつでも見ることができるようにしておきましょう。

③SNSで検索する

デザイン学生のコミュニティは美大芸大の中だけにとどまらずSNS上にもあり、ポートフォリオを作る仲間を簡単に見つけることができます。

就職活動の進捗具合などをお互いに確認できる他、採用担当の方とコンタクトをとれるなど、強力なツールになり得ます。フォローせずに見ることも可能ですので、まずは検索してみましょう!

【その2】自分の作品をリストに書き出す

文言や文面だけではなく、写真、映像なども含めた自分の作品、課題を全て書き出してみましょう。

こんなもの恥ずかしくて見せられない、、!と思える作品でも大丈夫です!ポートフォリオは綺麗な作品を載せるだけではなく、作品を作る過程やそれに至った経緯などをが重視されます。ポートフォリオを作る上でのよくある盲点ですね!

全ての作品を書き出すことができると、今から何をすればよいかが明確になります。作品の種類の多さを見せたいのか、ブラッシュアップが必要なのか、まずは手持ちのカードを確認することが大切です。

また、未完成のプロジェクトもポートフォリオに含める作品候補にあがります。今後の展開や、現時点での問題点など、解決に至るまでの経緯がわかれば、採用担当者に思考プロセスを見せることができるチャンスとなります。

参加したグループの一員の作品でも、どのようなポジションで、どのように作品に携わったのか、デザインに関わらず客観的に捉えてアピールしましょう。

【その3】作品を3−5つに選ぶ

基本的に、ポートフォリオにはサイズなどの規定はありませんが、企業によっては”A3サイズ作品3つまで””A4サイズ10ページ以内(作品数は問わない)”などの条件がある場合があります。

このような場合、作品のページの順番を変えたり、要素を削ったりすることで、指定のポートフォリオ制作に対応できる形に整えます。ポートフォリオの並び順を変えるだけでも十分ですので、忙しい就活で時間を有効活用しましょう。

また、作品数を絞ることで構成の変更が簡単になります。業界にもよりますが、3-5作品程度が臨機応変に対応しやすいかと思います。

【その4】主戦力のジャンルを把握する

ポートフォリオ制作においては、作品ごとの特性を理解することも必要です。

例えば、白物家電をメインにデザインしている企業に対してイラスト中心のポートフォリオでは、その作品の質が高くても適切に評価されません。

しかし、グラフィックデザインをメインにしている企業ではどうでしょうか。イラストはパッケージなどにも起用することができるかもしれませんし、WEBサイトでキャラクターなどの依頼があるかもしれません。

作品ごとのジャンルを細かく理解し、企業に合わせた作品の組み合わせが重要になってきます。

プロダクトデザイン専攻であれば、UI UX、サステナブル、インダストリアル、パッケージ、ファーニチャー、ステーショナリーなど。

グラフィックデザイン専攻であれば、タイポグラフィ、ロゴやアイコン、印刷物、ポスター、モーショングラフィックス、イラストレーション、インフォグラフィクスなど。

業界により求められる作品やそのジャンルは異なりますので、自分の作品はどのような特徴を持つのかを把握しておくと、今後の作品作りがはかどります。

◎業界ごとの検索に役立つ専門用語

グラフィックデザイン ロゴ、アイコン、タイポグラフィ、カーニング、ポスター、カタログパンフレット、書籍装丁、インフォグラフィックス、イラストレーション、カリグラフィ、名刺デザイン、イラストストック
プロダクトデザイン インダストリアル、サステナブル、UIUX、WEB、製品デザイン、インターフェース、ユニバーサルデザイン、3DCAD、3Dプリンタ
メディアデザイン エンジニア、HTML、CSS、WordPress、トンマナ、LP(ランディングページ)、コーディング、サイトマップ、ミニマルデザイン、レスポンシブデザイン、サムネイル、ゲームU、ワイヤーフレーム、サムネイル

【その5】WEBにするか印刷にするか決定

最近の採用活動では、ポートフォリオを郵送するのではなく、URLやデータを送信することも少なくありません。

どちらか決めかねている方はWEBで作り、そのまま印刷することができるサイトもありますので、WEBポートフォリオを先に作ることをおススメします。

ココまでが準備編でした!続きを読みたい方は下記の記事もどうぞ!


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