こんにちは!ユアムーン株式会社 編集部です!
突然ですが、皆さんはアンダーソン・パークというミュージシャンを知っていますか?
アメリカ出身のヒップホップミュージシャンで、近頃はブルーノ マーズとコラボした新曲でさらに注目を集めている人物です。
▼この記事ではアンダーソン・パークの『人生』と『作品』についてご紹介します!▼
目次
アンダーソン・パークとは?
アンダーソン・パーク基本情報
本名 | Brandon Paak Anderson |
国籍/出身 | アメリカ合衆国 カルフォルニア州 オックスナード |
生年月日 | 1986年2月6日(35歳) |
公式サイト/関連サイト | https://andersonpaak.com |
経歴と作品
アンダーソン・パークは非常に多才なアーティストです。
ラッパーであり、シンガーで、プロデューサー、そしてドラマーでもあります。
彼自身は『The Free Nacionals』というバンドに所属しており、これまでに4つのアルバムを出しました。
全てがヒットしましたが、2016年の『Malibu』は同年のグラミー賞にノミネートされました。
多大な影響を与えたドクター ドレー
パークはアフリカ系アメリカ人の父と、韓国人とアフリカ系アメリカ人を両親にもつ母親から生まれ、カルフォルニア州のサンタ・バルバラにあるマリファナ農場で働いていました。
しかし知らせの一つもなく解雇され、彼の再婚相手と幼い息子と共にホームレスとなってしまいました。
しかし転機一点、彼の人生を大きく変える出来事がありました。
2011年、2000年代のLAでヒップホップ界に多大な影響を及ぼしたシャフィーク・フセインの支援により、
ビデオグラファーやエジター、ライターやプロデューサーとして彼のアシスタントをすることになったのです。
そして2012年にパークの最初のアルバム『O.B.E.』をBreezy Lovejoyという名前で生み出しました。
続いて『Cover Art』というEP(数曲が含まれた、アルバムよりも小さい規模のレコードまたはCD)をリリースしました。
ブルースやR&Bのレコードをカバーした1950年代のアーティストからインスパイアされたそうです。
『Cover Art』においては、流行していたロックやフォークソングとは打って代わってファンクやジャズ、ソウル、ヒップホップやR&Bが主体とされています。
驚異的なスピードでトップアーティストへ
2014年には現在のAnderson paak(アンダーソン・パーク)という名前でデビューアルバム『Venice』をリリースしました。
すぐさま彼の楽曲の新鮮さが買われ、2015年に西海岸のヒップホップシーンを代表するドクタードレーと共同して作品を制作することとなりました。
『Compton』というアルバムにおいては6曲、『The Documentary 2.5』というアルバムにおいては2曲参加しています。
こちらは『Compton』より『Animals』という曲です。
ドクタードレーの力強い声と、パークの独特な少し高くて脱力感のある声とのコントラストが新鮮ですよね!
また、世界中で愛される女性シンガージャネイ・アイコのツアーにも参加しています。
更に2016年にリリースした『Malibu』という2ndアルバムは世界中の称賛を集めました。
それをきっかけにドクタードレーが設立したAftermath Entertainmentというレーベルに所属することとなり、
アメリカのヒップホップ誌「XXL」の最注目な新人ラッパーを集めた企画である「freshman class」に選出されています。
出典:http://moluv.jp/blog-entry-14279.html 『moiuv』左下がアンダーソンパーク
また、2018年の『Till It’s Over』というシングルはApple社のコマーシャルに適用され、
更に同年11月にリリースした3rdアルバムの『Oxnard』においては、ケンドリック・ラマーやスヌープ・ドッグといった、名だたるアーティストとの共演を遂げています。
こちらはケンドリック・ラマーが参加した「TINTS」という曲です!
ブルーノ・マーズとのコラボユニット Silk Sonic
2021年3月5日に世界的に人気を集めるR&Bシンガーのブルーノ・マーズとの『Silk Sonic』というバンドを発表し、
同時に1stシングル『Leave the Door Open』をリリースしました。
Leave the Door Open
じんわりとした滑らかで柔らかい歌声と音楽が心地よく耳に入り、70年代のスローなソウルミュージックを彷彿させます。
ブルーノマーズが直接手掛けたミュージックビデオにも注目です。
バンドとシンガー、ダンサーが一体となっていて、自然と体を揺らしてしまいます!
Skate
こちらは7月30日にリリースした新曲です。
やはり今回も曲調、ファッションにおいても70年代を彷彿させる仕上がりとなっています。
前回と比べると少しアップテンポで更に陽気な雰囲気です。
ミュージックビデオでの、曲名に因んでスケート靴を履いたダンサーとのパフォーマンスも注目です!
公開されてすぐに世界中で視聴され、8月14日のビルボードチャートのhiphop/R&B部門において初登場4位を記録しています。
これからもどんどん新曲をリリースして欲しいですね!
グラミー賞受賞歴
ドクター・ドレーが総指揮を務め、豪華なゲスト陣を迎えて制作された『Ventura』というアルバムが、
2020年のグラミー賞においてベストR&Bアルバム賞を獲得しました。
パークの伸びやかなボーカルと唯一無二のグルーヴ感は誰にも敵いません。
こちらは彼がグラミー賞を獲得した際のスピーチです。
彼の家族やバックバンドのThe Free Nacionals、ドクタードレーなど、多くの人へ感謝を語っています。
大きなサングラスをかけてパークの横に立つ息子さんがとても可愛らしいですね!
The Free Nacionals
パークにとって不可欠とも言える「The Free Nacionals」というバンドについて紹介していきます!
ホセ・リオス(ギター)、ケルシー・ゴンザレス(ベース)、ロン”T-NAVA”アヴァント(キーボード)、カラム・コナー(ドラムス)の4人で構成されたバンドで、
パークのデビュー当時からライブやアルバムを支えているのですが、
パークがボーカルを務めるだけでなく、ドラムを同時に担当することもあるため、彼を含めた5人で「Anderson Paak」というバンドグループであるかのように錯覚します。
トップアーティストに匹敵する実力をもってパークの歌声と世界観を支える彼らにも注目です!
人気スニーカーブランド Vansとのコラボも!
出典:https://www.vansjapan.com/new-arrivals/classic/vans-anderson-paak-2.html『vans japan』
2020年12月に人気スニーカーブランド「Vans」が初の公式アンバサダーとしてパークを起用することを発表しました。
それに伴い、パークとのコラボグッズが発売されました。
スニーカーについてはオールドスクールをベースに、息子のソウルとシャインにインスパイアされたパーブルやグリーンといった鮮やかな色合いで構成されています。
また、パープルのコーデュロイ生地で構成されたものなど、どのスニーカーもパークの明るい、爽やかな雰囲気がよく表れていて、とても可愛らしい仕上がりです!
スニーカーが好きな皆さんは是非チェックしてみて下さい!
まとめ
いかがでしたでしょうか!
今回はアンダーソン・パークの人生や作品についてご紹介しました。
ホームレス同然だった彼が数年でグラミー賞を獲得するようなトップアーティストに上り詰めたことには大変驚きですが、
それほど彼の実力が凄まじいものであると言えます。
これからもどんな楽曲を制作してくれるのか非常に楽しみですね!
ブルーノ・マーズとのコラボで彼を知った方は是非、彼の他の楽曲も聞いてみて下さい!