おうち時間が多くなった今、動画配信サービスで映画やドラマに触れる機会も増えたのではないでしょうか?
映画といっても種類はたくさんあり、アクション、ロマンス、ファンタジーにミステリーまで、作品によって様々な視点で楽しむことができますよね!
今回はその中でもネットフリックスで観られる「ミュージカル映画」に注目してご紹介していきたいと思います。
特にこちらの3作はどれも「キラキラした世界観」「パワフルな女性」「ザ・アメリカン!」な作品をセレクトしました!
コロナ禍の影響で直接的に舞台やミュージカルを鑑賞することが難しくなってしまいましたが、こんな時だからこそ映画×ミュージカルの魅力を味わってみてください!
ブロードウェイの伝説的演出家が生み出した名作『ドリームガールズ』
〈公開〉2006年
〈監督〉ビル・コンドル
本作はブロードウェイ・ミュージカルが映画化した形で公開されました。伝説のミュージカル「コーラスライン」を手がけたマイケル・ベネットが原作の振付・演出を手がけた「ドリームガールズ」を同じくブロードウェイ・ミュージカルの「シカゴ」を映画化したビル・コンドルが監督を務めました。
「ドリームガールズ」あらすじ
歌手になることを夢見て活動を続けていたディーナ・ジョーンズ、ローレル・ロビンソン、エフィー・ホワイトの3人グループ「ドリーメッツ」は、ある日野心を秘めたエージェントのカーティス・テイラー・ジュニアに見いだされる。ロック界の大物シンガーであるジェームズ・”サンダー”・アーリー(ジ ミー)のバックコーラスに抜擢され、キャリアを積み上げていく3人。しかし、彼女たちのデビューが決定した時、それまで歌の実力でリードを務めていたエ フィーではなく、美しいディーナがグループのスターとなり、そこから彼女達の人生そして歌手としての運命は変わり始める・・・。
物語を生み出す3人組のボーカルグループ「ドリーメッツ」のメンバーを演じるのは、ジェニファー・ハドソン、アニカ・ローズ、ビヨンセ・ノウルズです。この3人の女性の歌声は実に豊かな表現力に溢れ、低音で響かせるバラードからアップテンポの曲まで、素晴らしい歌唱シーンは見どころです!
本作では、ゴールデングローブ賞では作品賞を、エフィ役のジェニファー・ハドソンがアカデミー賞で助演女優賞を受賞しました。
ゴージャスな魅力溢れる『バーレスク』
〈公開〉2010年
〈監督〉スティーヴン・アンティン
本作の主役を務めるのは過去4度グラミー賞を受賞している圧巻の歌唱力を持つクリスティーナ・アギレラ。また、同じく歌手・女優として多くの賞を獲得しているシェールも出演しています。
「バーレスク」あらすじ
バーレスク・ラウンジ、それはセクシーなダンサーたちがゴージャスなショーを繰り広げる大人のためのエンタテインメントクラブ。片田舎を離れ、アリは歌手になる夢を追いかけて、ロサンゼルスを目指す。テスが経営するクラブで、自分が思い描いていた憧れの世界に出会ったアリは、アルバイトを始める。やがてアリの抜群の歌唱力と突出したダンスの才能が話題となり、クラブは大盛況を極めていくのだが・・・。
見どころはなんといっても映像のゴージャス感です!本作に登場するバーレスク・ラウンジの内装、登場するダンサー達の衣装は派手でセクシーだけどかっこいい!
また、クリスティーナ・アギレラのエッジの効いたパワフルな歌声は映画のイメージにマッチして、バーレスクの世界に一気に惹き込んでいきます。
オーナー役を演じたシェールはゴールデン・グローブ賞で主題歌賞を受賞しました。
青春ミュージカルの最新作『ザ・プロム』
〈公開〉2020年
〈監督〉ライアン・マーフィー
本作は昨年12月に映画化されネットフリックスで公開されたブロードウェイ・ミュージカルが元になっています。
「ザ・プロム」あらすじ
ニューヨークの“元”超⼈気舞台俳優ディーディー(メリル・ストリープ)とバリー(ジェームズ・コーデン)は、新作ブロードウェイミュージカルが⼤コケしてしまい、役者⽣命の危機が訪れ⼤ピンチ。⼀⽅、インディアナ州の⽥舎町では、恋⼈同⼠の⼥⼦⾼校⽣エマ(ジョー・エレン・ペルマン)とアリッサ(アリアナ・デボース)が、⼥性カップル 2⼈でプロムに参加することが問題になって禁⽌され、悲嘆に暮れていた。ひょんなことをきっかけにその事実を知ったディーディーとバリーは、この機会に乗じて⾃らの役者イメージを挽回しようと、同じくキャリアアップを図るアンジー(ニコール・キッドマン)らと共に計画を練ることにするが、ベテラン俳優たちと、若い⼥性カップルが交わることで、思いもよらない騒動と、愛と感動のドラマが待ち受けていたーー。
監督はアメリカの大ヒットドラマ「Glee(グリー)」を手がけたライアン・マーフィー。カラフルでポップな映像で90年代アメリカを思わせるような世界観が特徴的です。
しかし、LGBTQ+の問題をテーマとして扱っている部分などは現代的で、青春と社会問題が重なって生まれるストーリーにも注目が集まっている作品です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
私は気合を入れて頑張りたいと思った時などミュージカル映画を観て、彼女達のパフォーマンスに前向きなエネルギーをもらっています!
「好きな映画のジャンルがある程度決まっている」という方でも、たまにはご紹介したような映画を観て非日常な世界観を味わってみてください!