こんにちは、ユアムーン編集部です。
今回はイラストレーター内でベクターデータとして扱えるQRコードを作成する方法をご紹介します。
使用するソフトウェアはイラストレーター(AI)とインデザイン(Id)の二つで、やり方はとても簡単です。
フライヤーなどの作成でQRコードを綺麗にレイアウトしたい時やQRコードの色を変えたい時に重宝する方法なのでぜひ覚えていきましょう!
目次
作成したいQRコードのURLをコピー

まずは作りたいQRコードのリンク先URLをコピーしましょう。
今回はEuphoric ” “のサイトに飛ぶためのQRコードを作成するので、Euphoric ” “のURLである「https://euphoric-arts.com/」をコピーします。
InDesignでQRコードを生成
URLをコピーしたら早速QRコードを生成していきましょう。
使うソフトウェアはインデザイン(InDesign)です。
新規ドキュメントを作成

インデザインを起動したら左上の「新規ファイル」をクリックしましょう。

すると[新規ドキュメント]パネルが開くので、なんでもいいのでプリセットを選択して「レイアウトグリッド…」をクリックします。

新規ドキュメントが作成され、[新規レイアウトグリッド]パネルが開いたら何もいじらずに「OK」をクリックします。

これで新規ドキュメントが作成できました。
QRコードを生成
新規ドキュメントが作成できたらQRコードを生成していきましょう。

[オブジェクト]→[QR コードを生成…]をクリックします。



その後「OK」をクリックするとパネルが閉じてカーソルにQRコードが表示された状態になるので、この状態でどこでも良いのでクリックします。
するとクリックした場所にQRコードが生成されます。

QRコードをコピー

QRコードが生成できたら、[選択ツール]でQRコードを選択、その後[Mac: Command + C][Windows: Ctrl + C]でコピーしましょう。
右クリックから[コピー]でも構いません。
ここまでで、インデザインでの作業は終了です。
イラストレーターにQRコードを貼り付け

インデザインでQRコードをコピーできたらイラストレーターの任意のドキュメントを立ち上げ、[Mac: Command + V][Windows: Ctrl + V]または、右クリック→[ペースト]でペースト行うと先ほどインデザインで生成したQRコードがベクターデータとして貼り付けられます。

ここまでできたらベクターデータのQRコードの生成は完了です。
あとはお好みでサイズや色を変えてデザインに組み込んでいきましょう。
QRコードは色の組み合わせによっては正常に読み取りできないことがあり、QRコード自体の彩度が低く、背景色の彩度が高い場合は特に読み取り精度が低くなるので、十分に読み取りできることを確認した上で色を決定しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回はインデザインを利用してイラストレーター内にベクターデータのQRコードを生成する方法をご紹介させていただきました。
インデザインをインストールしている方はとても簡単にできる方法なのでどんどん使っていきましょう。
今後も様々なクリエイティブ情報を発信していきますのでよろしくお願いします!