こんにちは!ユアムーン株式会社 編集部です!
突然ですが、皆さんはマーク・ライデンというアーティストを知っていますか?
ロウブロウ アートで知られるアーティストの一人で、女性をモチーフにした独特な作品を制作しています。
この記事ではマーク・ライデンの『人生』と『代表作品』についてご紹介します!
マーク・ライデンとは?
<本名>
マーク・ライデン(Mark Ryden)
<国籍>
アメリカ合衆国
<公式サイト>
https://www.markryden.com/
<人生>
マーク・ライデンは1963年1月20日、アメリカ オレゴン州に生まれました。彼の父は画家で、他4人の兄弟のうち二人も芸術家になるなど、芸術に関わる環境で育ちました。
1987年、アートセンターカレッジオブデザインを卒業した後に、アーティストとしてのキャリアを進み始めます。1998年から1998年の間は、本の表紙やアルバムのカバー等、アーティストというよりはイラストレーター/デザイナー的な仕事をしていました。1994年、ロバートウィリアムズにロウブロウ専門誌のJuxtapozに取り上げられたことにより、アーティストとしての活動を本格化させます。
1998年以降は年に一度ほどのペースで個展を開催しています。日本でも、2009年に六本木の小山登美夫ギャラリーで「The Snow Yak Show」と題した個展を開催しました。孤独や平和、内省が示された個展となりました。
マーク・ライデンの作品は過去の巨匠たちを彷彿させる技法とポップアート/カルチャーを融合させることで、可愛らしい、奇妙な世界観を演出します。緻密に描かれた画面と艶を感じさせるテクスチャは見る人を魅了し、子供の純白さや絵の裏側にある神秘的な魂に直面します。また、絵だけではなく、それを飾る額縁も装飾的で美しく、バロック的に演出され、神秘的なテーマを持つ作品にします。
ロウブロウ アートってなに?
ロウブロウアートは1960年代後半、主にアメリカ ロサンゼルスで出現したストリートアートを指します。「ロウブロウ」は英語で「教養の低いこと、もしくは教養の低い人」を意味し、「ロウブロウ アート」は「無教養な美術」という意味になります。
▼ロウブロウ アートについて、以下の記事でくわしく解説しています!
マーク・ライデンの作品
ここからはマーク・ライデンの作品をいくつか紹介していきます!どちらも彼の世界観が存分に味わえる作品となっています!
The Birth
マーク・ライデンの代表作の一つで、ちょうどロウブロウアーティストとして知られ始めたころの作品です。初期の頃から既に、今の画風に繋がる奇妙かつ可愛らしい作品が描かれています。
出典:The Birth, WIKIART, https://www.wikiart.org/
Snow White
この作品もマーク・ライデンの代表作の一つとされています。1997年に制作されたこの作品は、のちの女性をモチーフにした作品の先駆けと言えます。
出典:Snow White, WIKIART, https://www.wikiart.org/
The Creatix
出典:The Creatix, WIKIART, https://www.wikiart.org/
The Tree of Life
出典:The Tree of Life, WIKIART, https://www.wikiart.org/
Incarnation
この作品は2009年に制作された作品です。マーク・ライデンの最近の作品の中で、よく見られる作品の一つです。
出典:Incarnation, WIKIART, https://www.wikiart.org/
まとめ
いかがでしたでしょうか?
マーク・ライデンはロウブロウアートの中でも特に名の知れたアーティストの一人で、文脈的に「ポップ・シュルレアリスム」として扱われることも多々あります。
皆さんもマーク・ライデンの作品を見る機会があれば、彼の歴史を参考にして作品を楽しんでみてください!