【徹底解説】ポン・ジュノとは?作品と人生を3分で理解しよう!

【徹底解説】ポン・ジュノとは?作品と人生を3分で理解しよう!

2021年に公開され大きな話題となった『パラサイト-半地下の家族-』。第72回カンヌ国際映画祭で韓国映画初の最高賞、パルム・ドール賞を受賞しました。

その『パラサイト-半地下の家族-』を撮ったのが韓国人の映画監督、ポン・ジュノです。
毎年発表されている、アメリカのニュース『タイム』による「世界で最も影響力のある100人リスト」で2020年度のアーティスト部門でも選出されるなど現在最も注目されている映画監督の一人です。

今回はそのポン・ジュノ監督についてプライムビデオで視聴可能な作品とともにご紹介いたします!

ポン・ジュノとは?

<本名>
ポン・ジュノ(봉준호、奉俊昊)

<国籍>
韓国

<人生>

1969年9月14日、グラフィックデザイナーである父の元に生まれる。美大の教授もしていた父の書斎で、映画や建築、デザイン関連の書籍を読みあさり、幼い頃から絵画や文学、音楽に親しんでいたという。だが、決して幼少期から特別な才能があって目立つような子供ではなかった。

延世大学社会学部に進み、「黄色いドア」という映画サークルを作って活動していた。その頃の経験がのちの映画制作に生かされることとなる。

大学卒業後は韓国映画アカデミーに再入学し、『白色人』(1995年)で初めてメガホンをとった。短編『支離滅裂』、『フレームの中の記憶』をアカデミー在学中に製作し、それがバンクーバー国際映画祭と香港国際映画祭に招待され、注目されるように。助監督としてパク・キヨン『モーテルカクタス』、脚本家としてミン・ピョンチョン『ユリョン』に参加した後、『フランダースの犬(邦題:『ほえる犬は噛まない』)で初長編映画を撮る。

『殺人の追憶』は長編の2作目であり、韓国内で大ヒットを記録。韓国の映画賞、大鐘賞で監督賞と作品賞を受賞する。次の作品『グエムル-漢江の怪物-』は韓国の観客動員数記録を更新し、さらにアジア・フィルム・アワードの作品賞等を受賞。

2009年監督作品の『母なる証明』ではカンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に正式出品され、第82回アカデミー賞外国語映画賞部門の韓国代表にも選出され国際的な評価を得る。2013年にはハリウッドスターを起用した『スノーピアサー』でハリウッド進出した。2017年にもNetflix製作の『オクジャ』でハリウッドスターを起用。こちらも注目を集めた。

そして2019年に発表した『パラサイト-半地下の家族-』が第72回カンヌ国際映画祭で最高賞であるパルム・ドール賞を受賞。日本でも『私の頭の中の消しゴム』の興行収入を抜いて韓国映画の中で第1位に。アメリカでも第77回ゴールデングローブ賞外国語映画賞受賞、監督賞と脚本賞にノミネートを始め様々な映画賞を受賞し、世界的な大ヒットをおさめた。

ポン・ジュノの作品

『パラサイト-半地下の家族-』があまりにも大きな成功を収めたポン・ジュノ監督。過去の作品もどれも完成度が高く、メッセージ性の強い作風が高く評価されています。

ここでは、プライムビデオで使用可能なポン・ジュノ監督作品をご紹介いたします。
『パラサイト-半地下の家族-』を既にご覧になった方もまだ見ていない方も、ぜひ見てみてくださいね!

グエムル-漢江の怪物-(2006年)

監督 ポン・ジュノ
脚本 ポン・ジュノ
出演 ソン・ガンホ
ペ・ドゥナ
コ・アソン
上映時間 120分

<あらすじ>

舞台は漢江。カンドゥとヒョンソのパク一家は河川敷で小さな売店を営みながら生活していた。しかしある時、漢江から巨大な謎の怪物が飛び出し、娘のヒョンソを無理やり連れて水中へ消えてしまう。カンドゥはなんとかヒョンソを救い出そうとするが、在韓米軍には怪物の病原菌に感染してるとされ追われることに…。

韓国での観客動員数は歴代で第6位の1,300万人を超える大ヒットとなりました。
登場する怪物がなんとも気味悪く、趣向を凝らされた撮影方法が観客の恐怖を煽るパニック映画の傑作です。

殺人の追憶(2003年)

監督 ポン・ジュノ
脚本 ポン・ジュノ
出演 ソン・ガンホ
キム・サンギョン
上映時間 130分

 

<あらすじ>

1986年、ソウル近郊の農村。強姦され殺されたと見られる、手足を縛られた若い女性の無残な死体が発見された。それから2ヶ月後、同様の事件が連続して起こった。事件の捜査にあたるトゥマン(ソン・ガンホ)は、特別捜査本部の刑事。ソウルから派遣されてきた刑事テユン(キム・サンギョン)とは反りが合わず揉めるが、ともに捜査をすることに。やがて2人は容疑者ヒョンギュ(パク・ヘイル)を捕まえるものの、証拠不十分でヒョンギュを拘束に失敗。仕方なくDNA鑑定の結果を待つことに…。

実際に起こった、10人の女性が犠牲となった連続殺人事件を元にしていることでも話題となりました。
第40回大鐘賞の最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀男優賞を受賞しています。

母なる証明(2009年)

監督 ポン・ジュノ
脚本 パク・ウンギョ
ポン・ジュノ
出演 キム・へジャ
ウォンビン
上映時間 129分

 

<あらすじ>

知的障害を持っているトジュンはある日、少女をナンパしようとするが逃げられてしまう。するとその翌日、少女が死体で発見され、トジュンは殺人容疑で逮捕されてることに。
しかし、息子が殺人犯と信じたくない母親は、なんとか証拠を探し出そうとするが…

第62回カンヌ国際映画祭のある視点部門で上映され、第30回青龍賞では最優秀作品賞、第46回大鐘賞最優秀助演男優賞を受賞しています。
ポン・ジュノ監督の作家性もよく出ていますが、主演のキム・へジャの演技に圧倒される作品です。

まとめ

映画監督、ポン・ジュノについてご紹介しました。

『パラサイト-半地下の家族-』以前から大変注目を集めていた監督だったんですね。
CGなどを駆使して、限りなく完璧なショットを狙うことで有名なポン・ジュノ作品をぜひ目撃してください!

これからも注目の映画監督をご紹介いたしますのでお楽しみに!