たった10分で巡れるロッテルダムの現代建築~「曲線」と「斜面」の黄金美~




「こんな形をしていて倒れないのだろうか…」
「これが未来の建築物の姿なのだろうか…」

はじめてオランダの近代都市であるロッテルダムの建物を見た人はそう思ってしまうと思います。
少なくとも私はここまで建築と芸術が混ざり合った街を見たことがありませんでした。
私の中では芸術は美術館の中に収められた、そっちの興味のある人だけが足を運んで見れるものだと思っていました。

今回は芸術が街にまで滲み出た街「ロッテルダム」の建築を10分堪能できるコースを紹介したいと思います。

ロッテルダムってどんな街?

ドイツ・ベルギー・フランスから北海に流れてくるライン川、マース川とスヘルデ川の河口の三角州に位置する、オランダの湾岸都市ロッテルダム。
ロッテルダムはオランダの首都アムステルダムの次に人口の多い都市であり、ヨーロッパ1の貿易港と言われている。
現在はヨーロッパの近代都市としても有名だ。

https://www.travelbook.co.jp/topic/1494

もともとはロッテルダムも他のヨーロッパの都市のように、レンガで作られた伝統を感じる建物が多い街だった。
しかし第二次世界大戦でナチス・ドイツから爆撃を受け、旧市街地の建物は壊滅的な被害を受けた。

その後、街の復興を目指しますが、将来のオランダないの位置付けとして、首都のアムステルダムや他の都市との差別化を考慮する必要であった。

現在の近代的な建物が立ち並ぶ都市になった経緯としては、ロッテルダムは港町なだけあり、他文化を取り入れる力に長けていて、アメリカやロシアの文化を参考にしたそう。

ロッテルダムの代表的な建築物3選

Markthal・Rotterdam

https://www.itsliquid.com/markthal.html

Markthalとはオランダ語で、英語にするとMarket Hall。
つまり、屋内市場だ。

Markthalはオランダだけではなくヨーロッパ各地に存在しますが、このロッテルダムのMarkthalはオランダで1番の規模感で、サッカーコートおよそ1つ分の大きさ。

このMarkthalはオランダのロッテルダムを拠点とする建築家集団(MVRDV)によって設計された。
外観からは想像できないのですが、施設の中にはスーパーマーケットや飲食店、さらにはバーまで揃っている。
ちなみに日本食レストランもあり、日本食代表の寿司も楽しめる。
食べる・飲むだけではなく、ではなく、外側のドーナツ状の部分には人が住んでおり、住宅と商業施設が一体となっている。

伝統的な建物が立ち並ぶヨーロッパでは滅多にお目にかかれない建設物ではないではないだろうか?

Kijk Kubus

https://www.travel.co.jp/guide/article/20211/

こちらの今にも倒壊しそうな建物はKijk Kubus(キュービックハウス)と呼ばれている。

実はこのKijk Kubusもユースホテルとなっており、実際に人が住んでいる。
この黄色いサイコロ型の建物は1つ1つが独立しており、人が住める部屋は全てで37個。
ちなみに、Maekthal・Rotterdam
とKijk Kubusは徒歩30秒の距離となっている

デザインを考えたのはオランダ人建築家Piet Blo(ピエト・ブロム)氏で、
“家がひとつの木となり、その集合体が森になる。そして、オアシスが街のなかに生まれる。” 
といった考えに基づいて作られているそうだ。

Rotterdam Central Station

https://www.dezeen.com/2014/03/22/rotterdam-centraal-station-benthem-crouwel-mvsa-architects-west-8/

MarkthalとKijk Kubusからトラムで10分の観光地、Rotterdam Central Station(ロッテルダム中央駅)。

Rotterdam Central Stationはトラムと地下鉄の駅であり、観光客からビジネスマンまで多くの人が利用する。

私はロッテルダムへ訪れた時、Central Stationというくらいだからヨーロッパのレンガ造りの厳格な建物を想像していた。
そんな想像とは裏腹に、斜め上にとんがった建物が。。。
「なんだこれ?」が第一印象を表す言葉だった。

ロッテルダムには「曲線」や「斜面」を美とする建築物が多く、ロッテルダム中央駅はそのロッテルダムの建築文化をはじめて体感するモノとして特別な存在に感じた。

まとめ

今回は10分圏内で移動できるロッテルダムの現代建築を堪能できるコースを紹介しました。

本記事で紹介したように、ロッテルダムは戦後に一度は壊滅的なダメージを受けた街でした。

しかし他文化の吸収という港町の特徴を活かし、様々な芸術家や建築家が街全体を芸術的に仕上げたことで、美術館の中に収納されていた芸術的センスを街へと広げることに成功しました

最近は日本人ビザが取得しやすくなってきているので、是非みなさんも機会があれば行ってみてくださいね。

参考文献

https://whereismap.net/where-is-rotterdam-located-what-country-is-rotterdam-in-rotterdam-map/

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%A0

https://magazine.air-u.kyoto-art.ac.jp/fushinjo/5587/

https://wondertrip.jp/57392/

https://www.travel.co.jp/guide/article/20211/