【レッジョ・エミリア教育|枠にはまらない”個性”を引き出す教育法!】




今、世界的に有名な幼児教育方法「レッジョ・エミリア教育」ってご存知ですか?

日本ではまだまだ認知度が低く、知る人ぞ知る教育方法です。

今回はそのレッジョ・エミリア教育が芸術的観点から作られた教育方法で、興味深かったので記事にしてみました!

レッジョ・エミリア教育とは

レッジョ・エミリアとはReggio Emiliaというイタリアの北部の都市の名前です。

第二次世界大戦後、その場所で作られた教育方法がレッジョ・エミリア教育です。

 

 

 

 

 

レッジョ・エミリア教育理念

レッジョ・エミリア教育には「社会性」「時間」「権利」の3つに重点が置かれています。

1つ1つ順を追って解説していきます。

社会性

レッジョ・エミリア教育の教育方法の1つに「プロジェクト活動」というものがあります。

プロジェクト活動とは、1つのテーマに対して数ヶ月〜1年をかけて行う長期的な活動です。

4~5名のグループに分かれ、その中で「何をテーマにするのか」「誰がどんな役割をするのか」「どのように進めるのか」などをチームのメンバーで話し合います。

このプロジェクトの中で起こった意見の食い違いを交渉によって、お互いを尊重できるようになり、自然と社会性が磨かれていきます。

時間

そして、レッジョ・エミリア教育の活動には期限や活動時間などの制限はありません。

もちろん教育方針などは教員の間で話し合われますが。

プロジェクト活動で子供たちが主体的に計画を決めていくこともあり、教員側からタイムマネジメントすることはありません。

そうすることで大人が決めた時間割に妨げられることなく、子供たちは本来のやりたいことや、思っていることを発言できるよ環境になります。

権利

さらに、レッジョ・エミリア教育では権利という言葉をとても大切にしており、喜ぶ権利・怒る権利・悲しむ権利・楽しむ権利・発言する権利・黙る権利など様々な権利が存在します。

日本の教育は「社会からはみ出さないため教育」とよく言われていますが、
レッジョ・エミリア教育は個人が社会に合わせるのではなく、個人に合った社会を見つける。

そのために個性をとても大切にしているといった教育方法という印象を受けました。

レッジョ・エミリア教育の特徴

レッジョ・エミリア教育には「プロジェクト活動」の他にも特徴があります。

環境

引用:https://istimes.net/articles/956

レッジョ・エミリア教育では子供たちに活動のほとんどを任せるため、安全性が気になりますよね。

しかし、レッジョ・エミリア教育を取り入れている幼稚園・保育園には壁が存在せず、広場、各教室、アトリエ、キッチン、昼寝部屋など全てつながっています。

そのため、教員からは部屋全体が見渡せるようになっており、安全性も確保されています。

そして、レッジョ・エミリア教育では教室内のものだけではなく、園庭にあるものも「教材」にします。何か作品を作る時には教室内のクレヨンや画用紙だけではなく、園庭にある砂や石なども使用します。

そうすることで、子供たちは様々な身の回りのものに興味を示すようになります。

ドキュメンテーション

そして特徴のもう1つが「ドキュメンテーション」です。

これは子供たちが取り組むのではなく、教員が子供たちに寄り添いながら日々の活動や成長を観察し、親御さんに見せるために記録したものです。これはノートであったり、ビデオであったりと記録の形は様々なものがあります。

こうすることで、閉鎖的ではなく、透明性のある教育の場が作られています。

レッジョ・エミリア教育の現場ってどんな感じ?

レッジョ・エミリア教育の実態は理解できたけど、実際にどんな現場なのか気になる人のために、
下記に動画を載せています。
興味のある方はご覧ください。

まとめ

以上のようにレッジョ・エミリア教育は子供の創造性を追求するように作られた教育方法になります。

日本ではまだまだレッジョ・エミリア教育を受けられる幼稚園・保育園は少ないです。
しかし、今後は海外から多くの教育方法が流れてくると思いますので、気になる方はチェックしてみてください!

参考文献

https://www.reggiochildren.it/en/reggio-emilia-approach/

https://www.tsc.nsw.edu.au/tscnews/what-is-the-reggio-emilia

philosophyhttps://yukiyoart.com/reggio_emilia_kids_art/

https://hoiku-shigoto.com/report/archives/9235/

https://studystudio.jp/contents/archives/40944