Art Fund Museum of the Year 2020(アート・ファンド賞2020)を受賞した5つの美術館・博物館が発表されました。
今回はアート好きなら知らない人はいない「Art Fund Museum of the Year」と「受賞した5つの美術館・博物館」をご紹介します!
Art Fund Museum of the Yearとは
Art Fund Museum of the Year(アート・ファンド賞)とは、「Art Fund_」というイングランド、ウェールズ、スコットランドで登録されている慈善団体から選ばれた、美術館・博物館に年に1度だけ贈られる賞です。
「Art Fund_」は美術館や博物館を支援するために作品を買い取るなど、美術館・博物館だけではなく、アーティスト、寄付者、来場者全員が楽しんで芸術を楽しめる活動をしています。
Art Fund Museum of the Year2020を受賞した5つの美術館
これからArt Fund Museum of the Year 2020を受賞した5つの美術館・博物館をご紹介します!
Aberdeen Art Gallery(アバディーン芸術美術館)
アバディーンアートギャラリーは1885年にオープンしました。開業当時は美術と産業の融合に焦点を当てていましたが、その後、現代美術、装飾美術、海事史、技術、考古学などの分野に力を入れてきました。地元のアーティストの作品を重点的に展示しています。他にも19世紀のフランス芸術を牽引してきたモネ、ルノワール、トゥールーズ=ロートレックなどの作品も展示されています。
<住所>
Schoolhill, Aberdeen, Aberdeenshire, AB10 1FQ
<営業時間>
月曜日-土曜日 10am~5pm
日曜日 11am-4pm
<入場料>
無料
Gairloch Museum(ガイロック博物館)
元々は1977年に Achtercairn Steadingという場所に、地域民から寄付された作品などを展示するために建設されましたが、2011年に現在の場所に再建設されました。そして、以前は原子力燃料庫の紹介に重点を置いていましたが、北西スコットランドの高地地方の文化、芸術、国家遺産に重点をシフトしました。
<住所>
Gairloch, Inverness-shire, IV21 2BH
<営業時間>
水曜日-土曜日 10am~5pm
<入場料>
£5
Science Museum(科学博物館)
Science Museumは医療産業、科学産業、テクノロジー産業に関する作品を重点的に展示しており、作品の数は300,000点にも及びます。そして作品の多さから、そのような産業がどのように成長してきたか見ることができるのが特徴的です。特別展示会では、機関車産業、航空産業、太陽系に関する作品を展示するなど幅広い領域を取り扱っています。
<住所>
Exhibition Road, London, Greater London, SW7 2DD
<営業時間>
水曜日-日曜日 10am~6pm
<入場料>
無料
South London Gallery(西ロンドン美術館)
South London Galleryは1891年に設立され、現代のイギリスの芸術家の作品を500点以上。そして、西ロンドンに関連する20世紀の彫刻や現代アート作品も展示されています。美術館では様々なイベントを通じて、現代アーティストを紹介しています。
<住所>
65-67 Peckham Road, London, Greater London, SE5 8UH
<営業時間>
水曜日-日曜日 11am~6pm
<入場料>
無料
Towner Eastbourne(タウナー・イーストボーン)
Towner Eastbourneは1923年に設立され、ここ100年間の現代アート作品を展示しており、歴史的、近代的、そして現代的な芸術を展示会や講演会、トークイベントを通じて紹介してきました。
<住所>
Devonshire Park、College Road、Eastbourne、East Sussex、BN21 4JJ
<営業時間>
火曜日-日曜日 10am~5pm
<入場料>
無料
まとめ
いかがでしたでしょうか?
行ってみたい美術館・博物館は見つかりましたでしょうか?
特に博物館というと少し古いイメージがありますが、ヨーロッパの博物館はすごくオシャレですよね!
是非、イギリスに訪れたら受賞した5つの美術館・博物館すべて巡ってみたいですね!
参考文献
TOP画像:Art Fund_|Art Fund Museum of the Year 2020
THE ART NEWSPAPER|Museums of the year| Art Fund names five joint winners of UK’s biggest arts prize