こんにちは!ユアムーン株式会社 編集部です!
突然ですが、皆さんはエドゥアルド・コブラというアーティストを知っていますか?
ブラジル出身の12歳から活動を始めたストリートアーティストで、世界各地に3000以上の壁画を描きました。
この記事ではエドゥアルド・コブラの『人生』と『作品』についてご紹介します!
目次
エドゥアルド・コブラとは?
<本名>
エドゥアルド・コブラ(Eduardo Kobra)
<国籍>
ブラジル サンパウロ
<公式サイト/Instagram>
https://eduardokobra.com/
https://www.instagram.com/p/CN3WGdaMu4u/?utm_source=ig_web_copy_link
<人生>
エドゥアルド・コブラは1975年1月1日、ブラジル サンパウロに生まれました。サンパウロの中でも特に貧しい地域であるジャルディンマルティニカで育ち、幼い頃より壁に落書きをしていたようです。
影響を受けたアーティストとして、バンクシーやキースへーリングなどのストリートアーティストに加え、国際的な壁画運動を推進したディエゴリベラなどがいます。こうしたアーティストの作品から独学でアーティストとしてのスキルを身に着けました。制作では主にエアブラシとスプレーペイントを使っており、彼の感性と光と陰影を組み合わせ、作品に立体感を与えます。
エドゥアルド・コブラの作品では、地球温暖化、水と大気の汚染、森林破壊などの様々な社会問題を壁画として表現されています。人間の視覚や建築、都市空間においてどのような表現が最適かを深く研究し、プロトタイプを繰り返した上で実際の作品の制作をしています。また、描く場所、地域に関する歴史や文化も調査し、そこに自分自身の体験や経験を融合させます。
コブラが作品を制作する主たる目的は、一般の人に対して芸術と触れる機会、空間を作り出すことです。芸術とは必ずしも美術館に行き鑑賞するものではなく、だれでも美術館にアクセスできるようにしようとしています。また、同時にハイアートとローアートの区別をなくそうとしています。
エドゥアルド・コブラの作品
ここからはエドゥアルド・コブラの作品をいくつか紹介していきます!
OLHARES DA PAZ São Paulo, 2018
このプロジェクトではアルバート・アインシュタイン、ネルソン・マンデラ、マララ・ユサフザイ、マザー・テレサ、ダライ・ラマなどの、ノーベル平和賞を受賞した人をパネルに描き、国境のない世界、世界平和、人々の統一を祈願しました。それぞれ個人のポートレートをコブラの遊び心あるタッチで描かれています。
出典:OLHARES DA PAZ São Paulo, 2018, Eduardo Kobra, https://eduardokobra.com/
TOLERÂNCIA Nova York, 2018
この作品においても、マザーテレサとガンジーが描かれる、世界平和を祈願しています。二人は宗教こそ違うものの、二人ともインドのために人生をささげた偉人で、対話、平和を描きました。
出典:TOLERÂNCIA Nova York, 2018, Eduardo Kobra, https://eduardokobra.com/
ANNE FRANK Amsterdã, Holanda (2016)
出典:ANNE FRANK Amsterdã, Holanda (2016), Eduardo Kobra, https://eduardokobra.com/
まとめ
いかがでしたでしょうか!?
ブラジル出身のストリートアーティスト、エドゥアルド・コブラの作品を紹介しました。作品に使われる色彩が非常に鮮やかで、思わず見入ってしまいますね!
是非、機会があれば皆さんもエコ・ヌグロホの作品を見に行ってみてくださいね!