皆さんはジェレミー・マンというカリフォルニアを拠点にしているアーティストをご存知ですか?
日本では現代の印象派などと言われており、その特徴的な筆遣いから多くの人を魅了しています。
この記事では、ジェレミー・マンの経歴と作品をご紹介します!
目次
ジェレミー・マンとは?
<名前>
ジェレミー・マン(Jeremy Mann)
<国籍>
アメリカ合衆国
<人生>
ジェレミー・マンは1979年、アメリカ合衆国に生まれます。オハイオ大学(Ohio university)で学士(美術)を取得し、その後、全米最大規模の芸術大学であるアカデミーオブアート大学で美術学修士号を取得します。大学院では、なんと主席で卒業しています。
国内外問わず展示会を開催しており、アメリカンアートコレクターなど、様々な出版物で紹介されています。
ジェレミー・マンの作品
DRAWINGS
ジェレミー・マンと言えば、ドローイングを外すことはできないと思います。彼の作品のモチーフに女性が多く登場しており、その画面は際立たされた女性のフォルム、スタイルによって支配されています。古典的巨匠を彷彿させる伝統的要素と抽象的に描かれる背景は作品に落ち着きを与え、見る人を魅了します。
(こうした伝統的絵画技法はアカデミーオブアート大学で学んだと思われます。アカデミーオブアートについてはまた別の機会に紹介したいと思います。)
CITYSCAPES
ジェレミー・マンの作品の中でも特に人気を集めるのが都市景観を描いた作品です。リアルに描くことと抽象的に描くことのバランスが非常によく取れており、まるで窓からその景観を見ているような印象を与えます。都市に住んでいるとこうした光景は、あまり驚くようなものではなくなってしまいがちです。しかし、ジェレミー・マンはこの当たり前の光景から、自身のユニークな視点で美しさを引き出します。
(ジェレミー・マンのような海外のアーティストを見ると、いかに彼らが物体を”面”として認識しているかが実感できるのではないでしょうか。)
FIGURES
最後に人物画を紹介したいと思います。
これらの作品も、女性がモチーフとして多用されており、ドローイングと同様に背景と人物のが絶妙のバランスで描かれています。ディテールを見ると、抽象的に描かれている部分が多くありますが、それはすべて女性のフォルムを際立たせるための仕掛けのようにも見えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ジェレミー・マンの作品は他にも、写真、動画なども制作しています。
画集やスケッチ集も発売しており、ジェレミー・マンののホームページから購入することが出来ます。ページ数のボリュームも数百ページのものばかりで、読み応えのあるものばかりです!
インスタグラムもやっているので、是非フォローしてみてください!
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ジェレミー・マンの個展が日本で開かれる際は、是非訪れてみてはいかがでしょうか!?