【徹底解説】河原温とは?作品と人生を3分で理解しよう!




みなさんは河原温を知っていますか?

河原温はコンセプチュアルアーティストとして有名です。

この記事では河原温の『人生』と『代表作品』についてご紹介します!

河原温ってどんな人?

ソース元

<名前>
河原温(かわら おん)

<国籍>
日本

<人生>
河原温(かわら おん)は、1932年に愛知県刈谷市に生まれました。彼の生年月日は1933年生まれという説もありますが、彼が自身の生きてきた日数を掲載したカタログによると「1998年1月24日現在23,772日」と記していたことから1932年12月24日と考えられています。

河原は地元の刈谷高校を卒業し、1951年に上京。翌年に人生初の個展をコーヒー店で開催しました。彼が芸術教育を受けていた記録はありませんが、具象画に精通しており、油絵や鉛筆素描の作品をよく発表していました。彼は1959年にメキシコに渡りますが、彼がインタビューなど顔出しをしていたのはそれまでで、渡航後は作品は出すものの、本人が公の場に姿を見せることは無くなりました。

1959年に河原はメキシコに渡りますが、彼の芸術家活動としての記録は残っておらず、これといった作品は明らかではありません。しばらくメキシコに滞在した後、1965年にニューヨークに拠点を移し、彼の代表作である日付絵画「Time painting」「I Got Up」「I Am Still Alive」といったシリーズ作品の制作に取り組みました。そしてニューヨークにあるグッゲンハイム美術館で開催の個展「On Kwara-Silence」(2015年2月6日~5月3日開催)の準備途中である2014年6月27日に亡くなりました。

コンセプチュアル・アートってなに?

コンセプチュアル・アートとは、1960年代後半から1970年代にかけて展開した前衛芸術です。当時はミニマルアートが主流でしたが、もはや絵画や彫刻という形式を取らずとも、思考や構想のみで芸術とみなそうということでコンセプチュアル・アートが登場しました。形式は自由ということから概念芸術とも言われています。

▼コンセプチュアルアートについて、以下の記事でくわしく解説しています!
【まるっと理解!】コンセプチュアルアートってなんですか?

河原温の代表作品

Date Painting

このシリーズ作品はキャンバスの中央に日付が描かれており、日付がそれぞれ滞在地の言語で表現されており、色や字体でも変化が加えられています。この作品には彼自身の中で制作する上でのルールが設けられており、制作を始めたその日の内に完成されなければ、破棄することになっています。

このような日付を描く作品であればすぐに完成すると思ってしまいますが、実はこの作品の制作工程はかなり入念に仕込まれています。背景色は何層にも塗り重ねられ、日付の文字は手書きでアートナイフを用いて丁寧に形成されています。絵の具の乾燥時間や文字の修正を繰り返すとかなりの時間を費やしていたことがわかります。

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I Got Up

このシリーズ作品は河原が起床した時間と日付を記したポストカードを世界中にいる友人に送る芸術品で、11年間に渡り行われました。

このポストカードは様々な都市から送られており、河原が世界中を旅しながらアーティスト活動を行っていたことがわかります。

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I Am Still Alive

このシリーズ作品は1969年より開始され、河原が「I Am Still Alive」と書かれた電報を世界中の友人送ったもので、電報の文字は機会によって入力されるのでアート作品の中で芸術家の手に触れられていない珍しい作品となっています。

普通の友人から「私はまだ生きています」なんて書かれた手紙が送られてきたら余命がわずかなのか、自殺を考えているのか、すごく心配になりますよね。おそらく初めて彼の作品が送られた人はすごく心配したと思います。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

日本ではあまり知られていない河原温ですが、海外では日本のコンセプチュアルアーティストといえば彼という風にかなり有名です。彼の作品を通して一貫しているのは、時間記録に注目して作品を制作しているということ。彼の過去はあまり明らかにされていませんが、もしかしたらかなり深刻な経験をしているのかもしれません。

機会があれば、彼の作品を是非なまで見てみて下さいね!

参考文献

TOP画像:excite blog|daily-sumus2

WIKIPEDIA|On Kawara

PHAIDON|On Kawara’s date paintings explained

CHRISTIE’S|On Kawara:Time Immemorial

artnet news|artnet Auctions: Postcards From On Kawara and 4 Other Artworks to Buy This Month

GUGGENHEIM|On Kawara: I Am Still Alive Suicide Telegrams

MoMA|On Kawara I Am Still Alive 1973

 




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