みなさんは長時間露光で写真を撮ったことはありますか!?
最近ではiPhoneで長時間露光の写真を撮れるようになり、気軽に使えるものとなりました。構図が決まっていなくてもインスタ映えしやすい写真を撮れますので、写真が苦手な方には是非活用してほしい技術です。
今回は、そんな長時間露光を活用した写真を撮るブラジル出身フォトグラファー、Vitor Schiettiの最新の作品を見ていきたいと思います。「空気のような彫刻」とまで言われる彼の作品はいったいどのようなものなのでしょうか。
長時間露光ってそもそも何!?
長時間露光とはカメラのシャッターを長い時間空けた状態で撮影する手法です。通常写真を撮る場合、1秒にも見たない一瞬の時間でシャッターを切りますが、この手法では、数秒、場合によっては数十秒シャッターを開けた状態にします。
一般に夜間などの暗い時間帯に撮影します。
Vitor Schietti
Vitor Schiettiはブラジル出身の写真家です。彼の作品は長時間露光を活用したもので知られています。
作品制作には高い創造性と忍耐力が必要で、夕暮れ時のわずかな時間の間にしか撮影できません。また、「夕暮れの自然な光とその色合い」と「人工的に作り出す光」のバランス調整も非常に難易度が高く、高い技量が必要です。
これら作品を撮影するためには、シャッタースピードと光源を同時に管理する必要があります。1枚のキャプチャーに対して12枚のショットを組み合わせることもあり、写真の領域を超えた表現方法となっています。
彼にとっては、まさに風景がキャンバスで光がブラシストロークなので、そのような絵画的性質があるからこそ写真に映る対象が具体化され生きているかのように見えるのです。
出典:Impermanent Sculptures, Schietti Fotografia, https://schiettifotografia.com/en/
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