「ウィレム・デ・クーニングの名前は知っているけど、どんな人なのか知らない」
「ウィレム・デ・クーニングの作品って何がすごいの?」
「そもそもウィレム・デ・クーニングの作品って何があるのかわからない」
この記事ではそんな悩みを持った人向けです!
・抽象表現主義の解説 ・ウィレム・デ・クーニングの作品
この記事はウィレム・デ・クーニングについて3分で基礎から学べるものとなっています!この記事を読み終わったら、あなたはウィレム・デ・クーニングをもっと楽しめるようになっていますよ!
では、さっそくウィレム・デ・クーニングについて解説していきたいと思います!
目次
ウィレム・デ・クーニングってどんな人?
これから上記の悩みを持った人のために、ウィレム・デ・クーニングの人生についてご紹介したいと思います!
ウィレム・デ・クーニング(Willem de Kooning)は、1904年4月24日にオランダのロッテルダムで生まれました。彼は生まれはオランダですが、アメリカを中心に活躍した抽象表現主義アーティストです。
ウィレム・デ・クーニングは12歳の1916年に学校を卒業してから、商業芸術家の見習いとして、働き始め、1924年まで夜間にロッテルダム 美術応用科学大学(現在はウィレム・デ・クーニング大学という名前になっています。)に通っていました。
そして、ウィレム・デ・クーニングは1926年にアルゼンチン行きのアルゼンチン貨物に乗り、密航者として渡米します。その後、オランダ船員の家に居候し、家屋塗装の仕事を見つけました。
その後、1927年にマンハッタンに移り、そこのウェスト44thストリートにスタジオを設立。そして大工仕事や商業芸術家としての仕事で生計を立てていました。
抽象表現主義アーティストとしての活動は空いた時間に開始し、アクション・ペインティングという技法を使って作品を制作しました。彼の作品は「女」シリーズが特に有名です。そして、2015年に販売されたウィレム・デ・クーニングの作品「Interchange」は、約3億の値が付けられました。
▼以下の動画では、ウィレム・デ・クーニング本人ではないですが、彼がどのように作品を制作していたか、ご紹介されています!
抽象表現主義ってなに?
ウィレム・デ・クーニングの作品は主に抽象表現主義と言われるジャンルのアートです。これから上記の悩みを持った人のために抽象表現主義についてご紹介したいと思います!
抽象表現主義とは第二次世界大戦後の1940年代にニューヨークで展開されました。抽象表現主義のテーマは、今までの風景や人物とは違い、精神や感情にしょうてんが当てられています。そして、アクション・ペインティングやカラーフィールド・ペインティングの2つの技法が有名で、その2つの技法によって、抽象表現主義の作品はデザインが大きく変わってきます。
より詳しく抽象表現主義について知りたい方は以下の記事をご覧ください!
▼【まるっと理解!】抽象表現主義ってなんですか?
ウィレム・デ・クーニングの代表作品
最後にここでは上記の悩みを持った人のために、ウィレム・デ・クーニングの作品を3つご紹介したいと思います!
Excavation-1950年
この作品はウィレム・デ・クーニングの作品の中でも有名なもの。顔料を何層にも塗り重ね、仕上げとしてそれらの顔料を削りとることで、この作品の滲み具合が作り出されています。
Woman I-1952年
この作品はウィレム・デ・クーニングの有名な「女」シリーズの最初の作品です。この作品以外にも「Woman II」「Woman III」と、数多くの作品が存在します。
Interchange-1955年
この作品はウィレム・デ・クーニングの作品の中でも、最も有名なものかも知れません。「Interchange」は彼の作品の中で最も高価な値がついたものです。その値段はなんと約3億ドル!ウィレム・デ・クーニングと言ったら「Interchange」と覚えておけば、間違いなしですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はウィレム・デ・クーニングについて3分で基礎から学べるものように記事をまとめました。
抽象表現主義のアーティストは他にも数多く存在します。ウィレム・デ・クーニングの作品をより楽しむためには、そんな他のアーティスト達の作品と比較する必要があります。
Euphoric””では、今後も数多くのアーティストをご紹介していくだけではなく、弊社デザイナーが使っているAdobeソフトのイラレやフォトショのチュートリアル、3Dプリンターの解説などを記事にしています。
是非、そちらの記事も見てみてくださいね!
参考文献
TOP画:https://nowheretostay.blogspot.com/2011/12/willem-de-kooning.html
https://en.wikipedia.org/wiki/Willem_de_Kooning
https://www.ideelart.com/magazine/most-expensive-paintin
https://artzealous.com/willem-de-kooning-abstraction-and-astrology/