皆さんはスケッチをするときどんな画材を使っていますか!?
最近だとデジタルでスケッチを行うなんて方も多いと思います。自動車メーカーさんも最近では、デジタルでスケッチを起こしていたりしますが、中には某大手自転車部品メーカーさんのようにはアナログの画材を使い続けていたりもします。
なんでも、アナログにしか出せない良さがあるんだとかないんだとか・・・。
今回は、これからデザイナー、イラストレーションなどを目指す方に是非お勧めの画材、「コピック」を紹介したいと思います。様々な色が出ていますが、まずはグレー色を揃えましょう。
そもそもコピックって何!?
コピックとは、Tooグループが開発したアルコールマーカーです。
イラスト、アート、デザイン、クラフトなど幅広い分野で活用されており、
現在は70ヶ国を超える世界各国で多くの方に愛用されています。出典:https://copic.jp/
コピックは、一言で言ってしまえばマーカーです。プロダクトデザインや建築、イラストレーションなど、幅広い分野で活用されています。
コピックの公式では、「COPIC AWARD 2021」というコンペも開催予定です。我こそは!という人は是非応募してみてはいかがでしょうか。
コピックの基本 グレー
コピックは様々な色が発売されていますが、その中でも必ず持っておきたいのはグレーでしょう。コピックは意外と高い画材なので、慣れてきてから、自分が欲しい色を一本ずつ買う方がいいと思います。
また、コピックは、プロダクトデザインや建築を専攻する人の形を確認するための基本ツールとなります。これから美大や建築学部に行く方は扱いに少し慣れておくと、大学に入ってから役に立と思います!
コピックの特性を3つ挙げてみましたので、一つ一つ見ていきましょう。
(因みに、プロになるとここまでたくさんの色を揃える方もいるようです。これいくらするんでしょう・・・)
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陰影、着彩の効率性
コピックは、色鉛筆などに比べ、”面”で塗ることが出来るためアイディアを素早くビジュアル化することができます。消しゴムで消せないので一発勝負という側面もありますが、ある程度慣れてくるとその失敗を活用し、味のあるスケッチを描くことが出来るようになります。
アメリカのデザイナーは、この効率の良さのためかコピックをよく使うそうです。さすが「Time is money」の国ですね(笑)。
(因みに、イタリアのデザイナーは頑なに色鉛筆を使うそうです・・・。)
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色鉛筆との組み合わせ
コピックの強みは、色鉛筆と組み合わせることで、独特な色の滲みを出す点にもあります。非常にコントロールの難しいテクニックになりますが、美しい色を出すことが出来る技術です。某大手自転車メーカーさんでは、このテクニックを用いたスケッチで社内プレゼンを行うこともあるそうです。(是非、そのテクニックを学びたい・・・)
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意図的な掠れの演出
コピックの強みは、単に色を塗るだけではなく、意図的に味のある掠れを出すことが出来ることにもあります。
コピックのインクを詰め替えるとき、あえてこのインクを少なめにし、素早くペンを動かすことで掠れを出すテクニックもあります。
それにしても、下記の建築スケッチはすごくきれいですね!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、コピックの特性について紹介しました。グレーは買って間違いのない色だと思いますので、気になった方は購入することをお勧めします。
各色については、今後何本かまとめで紹介していきたいと思います。
Euphoric””では、今後も数多くのアーティストをご紹介していくだけではなく、弊社デザイナーが使っているAdobeソフトのイラレやフォトショのチュートリアル、3Dプリンターの解説などを記事にしています。
是非、そちらの記事も見てみてくださいね!
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