皆さんはレゴアーキテクチャーという玩具をご存知ですか?
通常のレゴブロックより少し大人向けにデザインされていて、世界各地の有名な建築を作ることが出来るようになっています。パリや東京などのシンボル的建築を再現したものもあれば、橋や歴史的建造物もあります。
建築好きであれば喉から手が出るほど欲しいのではないでしょうか。少し高めの値段であることが気になりますが、そこは片目を瞑り、いくつか気になったレゴアーキテクチャーをいくつか紹介していきたいと思います。
そもそもレゴアーキテクチャーって?
Architecture
LEGO® Architectureは、世界にある有名な建物をブロックで再現しています。おなじみの建物から個性的な建物まで、あらゆるご家庭ですばらしいコレクションの一つとして加わることでしょう。出典:Architecture, The LEGO Group, https://www.lego.com/ja-jp/themes/architecture
ユアムーン デザイン部がすすめるレゴアーキテクチャー
サヴォア邸
サヴォア邸は近代建築の三代巨匠に数えられる、ル・コルビュジェにより設計された建築です。「家は住むための機械である」という信念のもと、徹底した装飾の排除と機能性の追求をしました。
サヴォア邸はコルビュジェの作品の中でも代表的な建築で、幾何形体を多用し、細い柱で上部構造物を支えるというコルビュジェの特徴がよく出ています。国立西洋美術館もコルビュジェにより設計されたもので、サヴォア邸の特徴が所々に現れています。
現役の建築家も作るほど非常に魅力的な玩具です!
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ル・コルビュジェについてはこちらでより詳しく紹介しています!
ソロモン・R・グッゲンハイム美術館
ソロモン・R・グッゲンハイム美術館はコルビュジェと同様に近代建築の三代巨匠に数えられる、フランク・ロイド・ライトにより設計された美術館です。フランク・ロイド・ライトの死後1959年に完成し、カンディンスキーやパウル・クレー、ピエトモンドリアンなど、20世紀を代表する芸術家の作品を展示しています。
この美術館が設計された当時、産業革命により発達したコンクリートや鉄筋を建築に活用し、どのような造形が出来るかが明らかになってきた時代でした。フランク・ロイド・ライトも新しい造形を模索した建築家の一人で、落水荘などの新しい建築の造形を見出してきました。
ソロモン・R・グッゲンハイム美術館は今見てもその造形に時代の古さを感じさせない、素晴らしい建築物の一つです。
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フランク・ロイド・ライトについてはこちらでより詳しく紹介しています!
エンパイア・ステート・ビルディング
エンパイア・ステート・ビルディングはクライスラー・ビルディングから「世界一の高さのビル」の称号を奪うために作られたニューヨークの高層ビルです。ワールドトレードセンターが出来るまでの42年間、王座の位置を占めていました。1986年には「アメリカ合衆国国定歴史建造物」に認定されるなど、ニューヨークのシンボルの一つとなっています。
他のレゴアーキテクチャーに比べ、パーツは少し多めですが、アメリカ好きにはたまらないレゴの一つです。オンラインミーティング時の背景用においてもいいかもしれません(笑)。
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帝国ホテル
帝国ホテルは日本人なら誰もが一度は来たことがあるホテルの一つだと思います。このレゴブロックでは、「ライト館」と呼ばれるフランク・ロイド・ライトが設計したものを再現しています。「ライト館」の建設にあたり、世界初の全室スチーム暖房の採用や耐震、防火などにも徹底して配慮された設計が施され、東京に壊滅的な被害をもたらした関東大震災に対してもほとんど無傷でした。
戦後、地盤の関係により解体せざるを得なくなり、現在は愛知県の博物館明治村に移築再建されています。日本の近代化を支えてきたホテルの一つです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
レゴアーキテクチャーは他にもホワイトハウスやブルジュハリファなど、世界の名建築やアイコン的建築の再現もしています。新商品も定期的に出ていますので、自分の好きな建築が発売されていないか要チェックですね!
Euphoric””では、今後も数多くのアーティストをご紹介していくだけではなく、弊社デザイナーが使っているAdobeソフトのイラレやフォトショのチュートリアル、3Dプリンターの解説などを記事にしています。
是非、そちらの記事も見てみてくださいね!