ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエと共に「近代建築の三大巨匠」と呼ばれている建築家を知っていますか?
そう、フランク・ロイド・ライトです!
彼は世界的に有名な建築家でありながら、日本にも「帝国ホテル中央玄関」「林愛作邸」「自由学園明日館」「山邑邸」などの作品を残しています。
今回はそんなフランク・ロイド・ライトの『幼少期からの経歴』と、彼の『代表作品5つ』をご紹介します!
フランク・ロイド・ライトってどんな人?

<名前>フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)
<国籍>アメリカ合衆国
<経歴>
フランク・ロイド・ライトは1867年6月8日、アメリカのウィスコンシン州に生まれた。
父は牧師をしていた。
ライトの自伝によると、彼の母は最初の子供が大人になったら美しい建物を建てると期待していたそうだ。
1876年にライトの母はフィラデルフィアで開催された幼児教育の玩具の展示を見に行った。
そこで、酷く気に入った知的玩具をライトのために購入し、彼はよくその玩具で遊んでいたそうだ。
その玩具は幾何学的に作られており、その影響もあってかライトの建築物は幾何学的な要素が見られる。
ライトが14歳になった直後、彼の両親は離婚。1884年、彼の父は母との離婚を願い出た。
裁判によって離婚が認められた1885年、父はウィスコンシン州を去り、その後ライトは彼の父に二度と会うことがなかった。
ライトはウィスコンシン州のウィスコンシン大学マディソン校に入学したが、中途退学をし、シカゴへ移住。
その後、建築家としての才能を開花させながら、いくつかの事務所を転々とする。
そして1893年に副業として行っていた住宅設計のアルバイトがバレて、最後の事務所を辞め、ついに自身の事務所を設立した。
その後も彼は、建築家として大いに活躍する一方で、経済的困窮、不倫問題、放火されたりなど不幸に見舞われた。
フランク・ロイド・ライトの代表作品
落水荘

ハーバート・キャサリン・ジェイコブス邸

タリアセン・ウエスト

グッゲンハイム美術館

フレデリック・C・ロビー邸

まとめ
いかがでしたでしょうか?
まるで映画の中の世界にしか出てこなさそうな建物を作ったフランク・ロイド・ライトに興味が出てきたのではないでしょうか?
ライトは子供の頃に知的玩具で幾何学的な物を考える力を鍛えていました。
こういった豆知識を知っていると、美術館や展示会に行った時に楽しそうじゃないですか?
ライトの作品は冒頭でも説明したように日本でも見ることができますので、機会があればぜひ見に行ってみてください!
参考文献
TOP画像
https://www.pinterest.jp/pin/726768458598282850/
https://fuhou-shinbun.com/goner.html?id=14224
https://tabiken.net/frank-lloyd-wright/