クリエイティブ・デザイン系の就職活動や、海外美大・芸術大学の入試試験で必ずと言っていいほど求められる「ポートフォリオ」。
今回はそのポートフォリオを作る際に気をつけることの一つ、容量を小さくする(軽くする)ことの大切さ、そして解決方法をお伝えしたいと思います!
はじめに
え?クリエイティブやデザインの就職/転職、海外美大/芸大に進学するにはポーフォリオが必要なの?!
そもそもポートフォリオってなに?という方のために下記のリンクで解説しておりますので、是非ご参考ください!
問題点
さて、ここからはなぜ重いポートフォリオが問題なのかをわかりやすく解説していきます。
1.相手のPCの容量をとらさせてしまうことを考えていない
メールでの添付や、firestorageやギガファイル便などの無料オンラインストレージを利用するにしても、採用側はダウンロードをしなくてはいけません。
何百、何千もの応募が毎日くる人気デザイン事務所などでは採用者のPC容量の負担は計り知れません。
添付やオンラインストレージでの提出指定がある場合を除き、これらの方法でポートフォリオを提出することはおすすめ出来ません。
2.相手の時間を考えていない
容量が大きいということは当然それだけでダウンロードに時間がかかってしまいます。人間というのは検索したページが数秒表示されないだけで、そのページを離脱してしまうように、ポートフォリオに関しても読んでもらえなくなる確率が上がることは言うまでもないでしょう。
3.これだけ考えられていなければ、当然お客様のことも考えられない人間
最後は少し厳しい表現になってしまいましたが、これが真理です!
やっぱり自分のことだけを見て見て!になってしまう方の採用は難しくなってくるでしょう。また近年のデジタルの発展により、デジタルマナーも変容しており、相手にデータ送る際はなるべく最適化した小さな容量のデータを送付するという知識は、ビジネスマナーともなってきています。
解決方法
上記で問題なのは分かりましたね!
それでは解決策をご教示します。
1.ファイル容量を小さくする
そりゃそうでしょ。と思った方がいらっしゃるかもしれませんが、見た目は同じでもファイルのみを小さくするファイルの最適化という方法があります。
最適化された容量の小さなファイルを送付しましょう!
2.クラウドサービスを利用する
現在ではグーグルドライブ、ドロップボックスなど多くのクラウドサービスが無料で利用することができます。
自身のアカウントでクラウドサービスと契約し、そのクラウド内にポートフォリオをアップすることで、相手のPCに全くの負担をかけずに共有することが出来ます!これだけで相手にとっては
是非お試しあれ!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今まで何も気にせず、大きな容量のポートフォリオを送っていませんでしたか?
今回の気づきによって、より理想の未来に近づけることを願っております。
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