こんにちは!ユアムーン株式会社 編集部です!
突然ですが、皆さんはバンクシーというストリートアーティストを知っていますか?
ここ最近、日本でも大規模個展が開催されたこともあり、多くの人がその作品を一度は見たことがあるのではないでしょうか。
世界で一番有名と言っても過言ではないストリートアーティストで、イギリスを中心に世界中様々な国、場所で活動しています。
この記事ではバンクシーの『正体』と『作品』についてご紹介します!
目次
バンクシーとは?
バンクシー 基本情報
本名 | 不明 |
国籍/出身 | 不明 |
生年月日 | 不明 |
分野/芸術動向 | ストリートアート |
学歴/出身大学など | 不明 |
公式サイト/関連サイト | バンクシー公式サイト |
バンクシーの基本情報はイギリス国籍であること以外、公式にその素性は知られていません。この理由として、これら一連の落書きは軽犯罪にあたるとされるからとされています。
バンクシーの素性は一時ロビン・ガニンガム という青年であるという話も浮上しましたが、その高い作品の完成度から、集団で制作しているのではないかという話もあり真偽のほどは定かではありません。
作品
1.Street Art
「やつらは許可なしに生存する。やつらは嫌われ、追い回され、迫害される。やつらはゴミにまみれて絶望のうちに粛々と生きている。そしてなお、やつらはすべての文明を破滅させる可能性を秘めている。もし君が、誰からも愛されず、汚くてとるに足らない人間だとしたら、ネズミは究極のお手本だ。」
書籍「Banksy Wall and Piece」より引用。
バンクシーといえば、やはり皮肉的で風刺性の高いストリートアートです。その作品は世界中に描かれており、日本でも東京や兵庫でそれらしい作品が発見されています。この一連のストリートアートに登場するネズミは、バンクシーが手本としている存在です。
これらの作品の制作プロセスは基本的に不明で、ガザ地区での作品を映像で紹介したような部分的なものしか公開されていません。しかしながら、路上かつ限られた時間でこのような完成度の高い作品を作るためには、PCなどを用いた綿密な設計があると考えられています。
2.病院への寄与
イギリスのイングランドにあるプリンセス・アン病院では、彼の作品が寄贈された件がCNNで取り上げられました。この作品は子供がナースの人形で遊んでいる姿を描いた作品です。ナースはバットマンやスーパーマンなどのアメコミヒーロー的に描かれており、医療関係者によると、職員の一瞬の気持ちの安らぎを与えてくれると話しています。
3.オマージュ作品
バンクシーはストリートアート以外にも、アンディ・ウォーホルやヴァン・ゴッホ、ジャックベトアーノのオマージュ作品を制作しています。こうしたオマージュ作品にもバンクシーらしさ、風刺性が出ており歴史的かつ権威性のある絵画に対して一石投じるようなストリートアートらしさがあります。
以下の作品は、2005年の「Banksy Crude Oils exhibition」にて展示されたものです。イギリスの印象派の流れを汲むジャック・ベトリアーノの「The Singing Butler」やクロード・モネの「睡蓮」など、様々なオマージュ作品が展示されました。
after Jack Vettriano
Show Me the Monet
Pie Face
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、イギリスを中心に世界中様々な国、場所で活動するストリートアーティストのバンクシーを紹介しました。日本でもここ最近個展が多く開かれており、世界的に高い人気を誇ります。
バンクシーは自身の考えや作品について記述した本も出版していますので、気になった方は読んでみてはいかがでしょうか!?