みなさんはストリートアートを知っていますか?
この記事ではストリートアートの『歴史』と『代表的な作品』をご紹介します!
目次
ストリートアートとは?
ストリートアートの始まりは1920年代から1930年代で、壁や電車、バスに書かれた落書きでした。
そしてニューヨークを中心に展開し、現地のがギャングが最初に描き始めました。
しかし、ストリートアートが一般人にまで広がったのは少し後の1980年代でした。
1980年代は若者が社会や政治を自分たちの手で変えていこうとする動きが始まった時期で、その影響からストリートアートが若者を中心に流行しました。
そして、ストリートアートの作品が街に増えていったことで自然とストリートアートというものが、芸術界でも注目を集めるようになりました。
しかし、ストリートアートは公式には犯罪とみなされます。
今では街に描かれたストリートアートのような作品をよく目にする機会が増えましたが、それらとストリートアートとの大きな違いは許可をているかどうかになります。
その許可を得た作品はストリートアートではなく、パブリックアートという領域のアートとなります。
代表的なストリートアート作品
バンクシー(Banksy)
(※バンクシーは顔出しをしていないので、紹介写真がありません。)
Rage, Flower Thrower
これはバンクシーの代表作品の1つで、2003年にイスラエルのエルサレム地区にて発見されました。現地では青年が火炎瓶ではなく、花束を投げていることから「平和の象徴」とされています。
There is Always Hope
これは2002年にロンドンのサウスバンク地区で発見されました。この作品にはハート形の風船に少女が手を伸ばしている場面が描かれています。
そしてこの風景が表す内容について、愛、純粋、希望と様々な論争が繰り広げられ続けています。
Keith Haring Dog
2010年10月にロンドンのバーモンドジー地区で発見されました。
この作品には有名なストリートアーティストであるキース・へリングの作品でよく表現される犬が描かれています。
▼バンクシーについて以下の記事で詳しく解説しています!
【バンクシー|Banksy~覆面アーティスト 日本初個展開催!~】
シェパード・フェアリー(Shepard Fairey)
HOPE
バラク・オバマ大統領を描いたこの作品は2008年に発表されました。
オバマ大統領が斜め上を向いている姿は「進歩」を表しています。
▼シェパード・フェアリーについていかに記事で詳しく解説しています!
シェパード・フェアリー/アメリカを代表するストリートアーティスト!!
キース・へリング(Keith Haring)
Radiant Baby
このRadiant Babyはキース・へリングの象徴で、彼の作品の中で多く見られます。
この両手両足を地面につけている赤ちゃんは純粋さや素直さを表しています。
Crack is Wack
これはキース・へリングの代表的な作品の1つで、1986年にニューヨークで発見されました。
この作品はアメリカで1984年から1990年まで流行したコカインなどの薬物使用に警告をすることを目的としています。
▼キース・ヘリングについて以下の記事で詳しく解説しています!
【キース・ヘリング~もう会えない、世界を変えた落書きの天才】
まとめ
いかがでしたでしょうか?
日本でもバンクシーの展示会が開催されていたり、ユニクロがキース・へリングとのコラボTシャツを出していたりして、ストリートアートを見れる機会は実は少なくありません。
この記事をでストリートアートの魅力が伝わったり、「ストリートアートに興味が出た!」「もっと知りたい!」という人がいれば、ユアムーン編集部としても幸いです!