2026年10月3日(土)より「白隠ワールド―細川護立コレクションのはじまり―」が永青文庫で開催中!
江戸時代中期の禅僧・白隠慧鶴(はくいんえかく、1685~1768)は「臨済宗中興の祖」と呼ばれ、膨大な数の絵画と墨蹟を手掛けて禅の教えを広く伝えたことで知られています。
永青文庫の設立者・細川護立(ほそかわもりたつ、1883~1970)は、16歳のときに肋膜を患い、療養中に白隠の著作『夜船閑話(やせんかんな)』に感銘を受けたことをきっかけに、白隠の書画蒐集を始めました。永青文庫は、護立が集めた300点を超える白隠の書画を所蔵しており、質量ともに日本有数の白隠コレクションを誇ります。
一方、早稲田大学會津八一記念博物館には、日本重化学工業株式会社の初代社長・富岡重憲(とみおかしげのり、1896~1979)が長年にわたり蒐集した美術品約900点が所蔵されており、近世の禅書画がその約三分の一を占めています。富岡がなぜ禅書画を蒐集したのか、その経緯を示す記録は残されていませんが、これらの作品は主として後半生に蒐集されたものでした。
このたび両館は連携し、永青文庫所蔵の白隠および関連禅僧の書画について調査を実施しました。約2年におよぶ調査の過程では、富岡の禅書画コレクションの中に、細川護立の旧蔵品が含まれていることが明らかとなりました。
本展では、この調査成果を踏まえ、永青文庫と早稲田大学會津八一記念博物館による初の共同企画展として、永青文庫では護立の白隠コレクションから厳選した作品を、早稲田大学會津八一記念博物館では護立・富岡の禅書画コレクションを展示し、両コレクションの結びつきとその広がりを紹介します。今秋は、徒歩圏内にある2館で多彩な白隠ワールドを存分にご堪能ください。
※早稲田大学會津八一記念博物館にて同時期に開催される「白隠ワールド―富岡重憲と細川護立コレクションの邂逅―」の詳細は、同館の公式サイト等をご確認ください。
展覧会の見どころ
1.白隠コレクションの全貌が初めて明らかに
このたび早稲田大学會津八一記念博物館と連携し、専門家の協力を得て、約2年にわたり永青文庫所蔵の白隠および関連禅僧の書画について調査を実施しました。その調査成果を踏まえ、永青文庫と早稲田大学會津八一記念博物館にて、当館の白隠コレクションを一挙公開します。同時期開催のため、重複する展示作品はありません。徒歩圏内にある2館の展示を通して、白隠コレクションの全貌を紹介します。
※会期中、大幅な展示替えを行います。詳細は各館の公式サイトでお知らせいたします。
2.白隠門下の禅画をあわせて紹介
白隠は多くの弟子を育成し、現在の臨済宗の系統が全て白隠に繋がることから、「臨済宗中興の祖」と呼ばれています。永青文庫には、白隠の弟子をはじめ、細川護立が集めた関連禅僧の書画が幅広く所蔵されています。今回はこれらの調査も行い、本展では、白隠の弟子・東嶺圓慈(とうれいえんじ)と遂翁元盧(すいおうげんろ)、遂翁の弟子・春叢紹珠(しゅんそうしょうじゅ)の禅画を、前・後期に分けて紹介します。
3.禅画ワールドにやさしく誘うコーナーも
本展は、2022年に好評いただいた「仙厓ワールド」以来、4年振りの開催となる禅画展です。テーマごとに作品を展示して「達磨」や「戯画」など画題を解説するコーナーを設け、難解なイメージのある禅画の世界へやさしく誘います。
4.特別展示として、「細川家文書」(重要文化財)を一部修理後初公開!
クラウドファンディング「文化財修理プロジェクト第1弾」のご支援と、国・東京都・文京区からの補助により、永青文庫の歴史資料を代表する中世文書を修理しました。本展では、特別展示として、重要文化財「織田信長自筆感状」などを修理後初公開します。原装に近い姿となった文書をお楽しみください。
EXHIBITION/展示会
https://euphoric-arts.com/category/exhibition/
コンテンツ
Toggle展覧会情報
| 会期 | 2026年10月3日(土)~2026年11月29日(日) 前期 2026年10月3日(土)〜2026年11月3日(火・祝) 後期 2026年11月6日(金)〜2026年11月29日(日) ※前・後期で大幅な展示替えを行います。詳細は当館の公式サイトでお知らせいたします。 |
| 開館時間 | 10:00〜16:30(最終入館時間 16:00) ※状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。 ※ご来館にあたって事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。 |
| 休館日 | 毎週月曜日(ただし10/12・11/23は開館)、10/13(火)、11/4(水)、11/5(木)、11/24(火) |
| 会場 | 永青文庫 |
| 公式サイト | https://www.eiseibunko.com/ |
| 入館料 | 一般:1000円 シニア(70歳以上):800円 大学・高校生:500円 ※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料 |
| 主催 | 永青文庫、早稲田大学會津八一記念博物館 |
| 特別協力 | ホテル椿山荘東京 |
| 関連イベント | 10月21日(水) 細川護立生誕143年記念祭 永青文庫の設立者・細川護立の生誕143年を記念し、誕生日の10月21日(水)当日に限り、ご来館された方にポストカードをプレゼントします。 ※予定枚数に達し次第、配布を終了します。 |
| 交通案内 | 《バス》JR目白駅(「目白駅前」バス停)・副都心線雑司が谷駅 出口3(「鬼子母神前」バス停)より、都営バス「白61 新宿駅西口」行きにて「目白台三丁目」下車徒歩5分 《都電》都電荒川線早稲田駅より徒歩10分 《地下鉄》有楽町線江戸川橋駅(出口1a)より徒歩15分/東西線早稲田駅(出口3a)より徒歩15分 |
| お問い合わせ | 永青文庫 TEL:03-3941-0850 |
| 住所 | 〒112-0015 東京都文京区目白台1-1-1 |
展示内容
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