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Toggle複合パスとは?3行まとめ
- 複合パスとは、複数のパスを1つのパスとして扱う機能です。パスが重なった部分は透明に抜けて表示されます(Adobe公式ヘルプより)。
- 作成は「オブジェクト」>「複合パス」>「作成」(ショートカット:Windows Ctrl+8/Mac Command+8)、解除は「オブジェクト」>「複合パス」>「解除」(Windows Alt+Shift+Ctrl+8/Mac Option+Shift+Command+8)で行います。
- グループ化と違い重なった部分に穴が開くため、文字のアウトライン化やクリッピングマスクの下準備としてもよく使われます。
こんにちは!ユアムーン 編集部です!
突然ですが、皆さんはイラストレーターの複合パスという機能は使っていますか!?
複合パスはなんとなく知っていてもなかなか使いこなすには時間がかかるのではないでしょうか。
この記事では、複合パスについての簡単な説明とその活用方法を解説します!それでは早速見ていきましょう!
複合パス
複合パスとは
複合パスとは、複数のパスを一つのパスとして扱っているもので、パスが重なり合った部分は透明に抜けて表示されます。オブジェクトを複合パスに変換すると、複合パスに含まれるすべてのオブジェクトに、最背面のオブジェクトのペイント属性とスタイル属性が適用されます。
Adobe 公式より
公式サイトより、複数のパスを一つのパスとして扱っているものということがわかりました。
グループ化との大きな違いは、重なった部分は穴開きになることです。これは、複合パスでは複数のパスを一つのものとして扱う特徴があることによるものです。

複合パスのやり方
複合パスは
オブジェクトを選択→オブジェクト/右クリック→複合パス→作成
にて行うことが出来ます。解除したい場合は
オブジェクトを選択→オブジェクト/右クリック→複合パス→解除
にて出来ます!

複合パスの作成・解除の手順(ショートカットつき)
- 複合パスにしたいオブジェクトをすべて選択します。
- メニューバーの「オブジェクト」>「複合パス」>「作成」を選択します(ショートカット:Windows Ctrl+8/Mac Command+8)。
- 元に戻したい場合は、複合パスを選択し「オブジェクト」>「複合パス」>「解除」を選択します(ショートカット:Windows Alt+Shift+Ctrl+8/Mac Option+Shift+Command+8)。
- 穴が開く位置が想定と違う場合は、「ウィンドウ」>「属性」で属性パネルを開き、「塗りにワインディング規則を使用」または「塗りに奇偶規則を使用」を切り替えて確認します。
複合パス・複合シェイプ・グループ化・クリッピングマスクの違い
| 機能 | できること | 元オブジェクトの扱い |
|---|---|---|
| グループ化 | 複数のオブジェクトをひとまとめにする。重なった部分の塗りはそのまま残る。 | 個別に選択・編集できる |
| 複合パス | 複数のパスを1つのパスとして扱い、重なった部分を塗りの規則にもとづき透明に抜く。 | 最背面オブジェクトのペイント属性に統一され、レイヤーパネル上は1つの項目になる |
| 複合シェイプ | パスファインダーパネルで合体・型抜きなどの形状モードを適用して合成する。 | 元のオブジェクトを保持したまま編集・入れ子にできる |
| クリッピングマスク | 最前面のパスを「窓」にして、その形で他のオブジェクトを切り抜いて見せる。 | マスク用のパスと隠れる側のオブジェクトは、それぞれ残る |
複合パスの応用方法
ここからは複合パスの応用方法を見ていきましょう!
今回は、Euphoric "RYUGAKU"のロゴを例に見ていきます。下記の画像のように、Euphoric "RYUGAKU"のロゴのRYUGAKUの箇所はグラデーションになっています。これは、背景画像を用意してアウトライン化した文字でクリッピングマスクしているからになります。
今回の制作では、「パスのアウトライン化」「複合パスの作成」「クリッピングマスクの作成」の三つのテクニックを使っています。それでは早速見ていきましょう!

パスのアウトライン化
初めに、ロゴに活用したいフォントを選択します。今回はAdobe Fontにて提供されている「P22 Underground」を使用しました。文字を記入した後にアウトライン化し、レイアウトの調整を行います。レイアウトの調整の際は、グループ化を解除しましょう。

複合パスの作成
次に複合パスの作成を行います。複合パスの作成は、
オブジェクトを選択→オブジェクト/右クリック→複合パス→作成
にて行うことが出来ます。右クリックから複合パスの作成を行う場合、一度複合パスの解除を行うことになりますが、その後もう一度複合パスの作成を行えば問題ありません。

クリッピングマスクの作成
クリッピングマスクの作成を行う前に背景画像を準備します。今回は「PORTFOLIO SENSEI」のキービジュアルを活用しました。

注意:複合パスを作成しないでクリッピングマスクの作成を行う場合
複合パスを作成しないでクリッピングマスクの作成を行うと下記の画像のように何も表示されなくなるか、一番上のレイヤーとして表示されている文字のみ表示されてしまいますので注意しましょう!

複合パスが作成できない・穴が開かないときの確認点
- 文字(テキストオブジェクト)はパスの情報を持たないため、複合パスにする前に「書式」>「アウトラインを作成」でパスに変換します。
- 重なった部分の塗り方が想定と違う場合は、「ウィンドウ」>「属性」パネルで「塗りにワインディング規則を使用」と「塗りに奇偶規則を使用」を切り替えて確認します。
- オブジェクトがロックされている、非表示レイヤーにある、テキストが文字単位で範囲選択されたままになっている場合、「複合パス」のメニューがグレーアウトすることがあります。選択ツールでオブジェクトとして選択し直してください。
よくある質問
Q. 複合パスと複合シェイプは何が違いますか?
複合パスは複数のパスを1つのパスとして統合し、最背面のオブジェクトの属性に揃えます。複合シェイプはパスファインダーパネルの形状モードで合成するため、元のオブジェクトを保持したままあとから編集し直せる点が異なります。
Q. 複合パスを解除するショートカットは?
Windowsは「Alt+Shift+Ctrl+8」、Macは「Option+Shift+Command+8」です。作成のショートカットはそれぞれ「Ctrl+8」「Command+8」です。
まとめ
いかがでしたでしょうか!?
イラストレーターの複合パスを一通り網羅出来たかと思います!応用方法も学べたかと思いますので、是非ご自身の制作に応用してみてください!
今後も、知っていると便利なクリエイティブ情報を発信していきますので、よろしくお願いします!






