2025年4月12日(土)より「PARALLEL MODE:オディロン・ルドン―光の夢、影の輝き」がパナソニック汐留美術館で開催されます!
19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍したフランスの画家オディロン・ルドン(Odilon Redon 1840-1916)。
ルドンが描く、光と影が生みだす輝きを宿した夢幻の世界は、時代や地域を超えて、今なお多くの人々を惹きつけています。
我が国日本においても、ルドンの生前から彼の作品と芸術は紹介され、現代に至るまで、美術や文学、音楽、漫画等、幅広い分野でインスピレーションを与え続けています。
ルドンが生きた時代の欧州では、アカデミックな芸術に対して印象派や象徴主義などの新たな芸術潮流が次々と起こり、さらにはフォーヴィスムやキュビスムなどの様々な前衛美術が
台頭しました。また、この時代には、科学の発展による技術革新が社会構造や思想に多大な変化をもたらしました。
ルドンは、こうした変貌する社会と移り変わる芸術傾向と併走するかのように、作品発表の場や人脈を広げ、新しい画題に取り組み、木炭画や石版画からパステル画や油彩画へと表現媒体を変えていきます。
本展は、世界有数の岐阜県美術館のコレクションを中心に、国内外の選りすぐりの作品を加えた約110点のパステル画、油彩画、木炭画、版画などにより、近代美術の巨匠ルドンの豊穣な画業の全容をご覧いただくものです。伝統と革新の狭間で、近代美術の巨匠ルドンが独自の表現を築き上げていく姿を紹介します。
1840年、フランス南西部のボルドーに生まれる。幼少期をボルドー近郊の自然豊かなペイルルバードで過ごす。1855年、地元の画家スタニスラス・ゴランに師事しロマン主義の芸術観に触れる。青年期には、1857年頃出会った植物学者アルマン・クラヴォーとの交友を介して、科学や文学から刺激を受けた。1864年、パリで短期間アカデミスムの画家ジャン=レオン・ジェロームの門下生となる。翌年ボルドーに戻り、版画家ロドルフ・ブレスダンのもとで版画技術を学ぶなどした後、1870年以降は、同時代のアカデミスムや印象派とも異なる独自の幻想的なイメージを木炭画と石版画の黒の世界を通して表現した。1890年頃より、本格的に油彩とパステルを使うようになったルドンの絵画には、色が出現し始める。そうしたなか、1900年から翌年にかけて、ロベール・ド・ドムシー男爵の城の食堂を飾る装飾画連作を手がける。以降、屏風などの装飾作品の制作も増えていく。晩年には、鮮やかな色彩で花の絵や神話画などを描き、輝きに満ち溢れた神秘的な色彩世界を探求。1913年には、アメリカで開催されたアーモリー・ショーに出品し、国際的な名声も獲得していった。
EXHIBITION with TICKET/展示会 (特典付) EXHIBITION/展示会
https://euphoric-arts.com/category/exhibition-with-ticket/
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展覧会情報
会期 | 2025年4月12日(土)~6月22日(日) |
開館時間 | 10:00〜18:00(入館は17:30まで) *5月2日(金)、6月6日(金)、6月20日(金)、6月21日(土)は、〜20:00(入館は19:30まで) |
休館日 | 水曜日(ただし6月18日(水)は開館) |
会場 | パナソニック汐留美術館 |
公式サイト | https://panasonic.co.jp/ew/museum/ |
観覧料 | 一般:¥1,300 |
住所 | |
アクセス | JR新橋駅「汐留口」「銀座口」「汐留地下改札」より徒歩約8分 詳細は「パナソニック汐留美術館 交通アクセス」から |
展示内容
特典:招待券プレゼント!(抽選5組10名様)
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応募受付締め切り:4月15日!