2022年2月26日より挑む浮世絵 国芳から芳年へが京都文化博物館で開催されます!
国芳から弟子たちへ-幕末明治に「芳」の系譜あり!
歌川国芳(1797-1861)は、ダイナミックな武者絵やユニークな戯画で、幕末の浮世絵に衝撃をもたらしました。国芳のもとには多くの弟子が集い、新しい画題や表現に挑みました。中でも月岡芳年(1839-92)は近年再評価が進み、浮世絵のイメージをくつがえす絵師として知られています。 幕末、激動する時代のうねりを生き、描き、人々を魅了し続けた「芳」の系譜。怖い絵も、華やかな絵も、実は悲しい絵も、ぱっと目をひく表現が彼らの得意技です。名古屋市博物館の浮世絵コレクションから選り抜かれた約150点をご紹介します。
Euphoric ” ” 編集部からの一言
歌川国芳は葛飾北斎や東洲斎写楽などの江戸時代を代表する浮世絵師の一人です。武者絵に長けた浮世絵師として知られており、その流れは落合芳幾や月岡芳年といった弟子たちに受け継がれています。
一方で、国芳が活躍した時代は幕末でヨーロッパとの交流が盛んになり始めた時代でもありました。国芳も、西洋美術の技法を取り入れようと当時入手が困難であった西洋の銅版画を集め、遠近法や陰影の付け方の研究をしていました。しかし、「西洋画は真の画なり。世は常にこれに倣わんと欲すれども得ず嘆息の至りなり」(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/歌川国芳)と話しており、修得には至れなかったようです。
こうした研究熱心な姿勢や西洋画の”真”を追求する姿勢は弟子にも受け継がれ、特に月岡芳年は上野戦争(戊辰戦争の局地戦の一つ)を題材とした非常に生々しい作品を多くの残しました。
江戸後期の絶頂期の浮世絵が幕末から明治にかけてどのように変化していったかがわかる素晴らしい展覧会ですので、是非訪れてみてはいかがでしょうか!?
▼歌川国芳についてもっと知りたい方はこちらもどうぞ!▼
「挑む浮世絵 国芳から芳年へ」展覧会情報
会期 | 2022年2月26日(土)~4月10日(日) | ||||||||||
会場 | 京都文化博物館4・3階展示室 | ||||||||||
展覧会公式サイト | https://www.ktv.jp/event/idomuukiyoe/ | ||||||||||
開館時間 | 10:00~18:00 /金曜日は19:30まで(入室はそれぞれ30分前まで) | ||||||||||
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館) | ||||||||||
チケット |
※( )は前売券及び20名以上の団体料金 |
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住所 |
「挑む浮世絵 国芳から芳年へ」展示作品・構成
歌川国芳「相馬の古内裏」
歌川国芳「里すゞめねぐらの仮宿」
月岡芳年「東名所墨田川梅若之古事」
歌川国芳「山海めでたいつゑ 十 天気にしたい 土佐鰹節」
月岡芳年「古今比女鑑 秋色」
月岡芳年「皇都会席別品競 久保町売茶亭 春本いく」
月岡芳年「風俗参十二相 かゆさう 嘉永年間かこゐものの風ぞく」
落合芳幾「英明二十八衆句 佐野治郎左エ門」
まとめ
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京都文化博物館は京都市にある博物館です!
- 地下鉄「烏丸御池駅」下車 【5】番出口から三条通りを東へ徒歩3分
- 阪急「烏丸駅」下車 【16】番出口から高倉通りを北へ徒歩7分
- 京阪「三条駅」下車 【6】番出口から三条通りを西へ徒歩15分
- JR・近鉄「京都駅」から地下鉄へ
- 市バス「堺町御池」下車、徒歩2分
にてアクセスすることが出来ます。
詳しいアクセス方法は「公式ホームページ」からも確認してみてください!
特典:招待チケットプレゼント!(2組4名様)
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応募受付締め切り:2月28日!