みなさんはインスタレーションアートを知っていますか?
この記事ではインスタレーションアートの『歴史』と『代表的な作品』をご紹介します!
インスタレーションアートとは?
インスタレーションアートとは、観客が見るだけではなく、歩き回ったり触ってみるなどの実体験を通して芸術を感じることに焦点が当てられています。
そのため、絵画ではなくのような媒体ではなく、美術館や展示会の部屋全体を作品として使います。
インスタレーションは歩き回ったりできる作品が多いですが、実は壊れやすいために入口からしか見れない作品も存在します。
今ではインスタレーションは代表的な現代アートとして認められていますが、アートマーケットに大きな変化が現れた1980年代後半から注目を集め始めました。
代表的なインスタレーションアート作品
ダミアン・ハースト(Damien Hirst)
The Physical Impossibility of Death in the Mind of Someone Living
この作品はダミアン・ハーストの代表作で1991年に発表されました。
このインスタレーションでは、ホルマリン漬けにされた14フィートのイタチザメが使われています。
▼ダミアン・ハーストについて以下の記事で詳しく解説しています!
【ダミアン・ハースト~『生死』を表現する作品の紹介】
カラ・ウォーカー(Kara Walker)
Dirtytown Rebellion
2001年にカラ・ウォーカーによって制作されたこの作品は、部屋の天井、床、壁に色のついた光を投影しています。
The End of Uncle Tom and the Grand Allegorical Tableau of Eva in Heaven
これは1995年に制作されたインスタレーションで、内側に曲がった壁に描かれています。
カラ・ウォーカーはよく白黒の人を壁に描いており、この作品も彼女の代表作品の1つです。
▼カラ・ウォーカーついて以下の記事で詳しく解説しています!
【Kara Walker | カラ・ウォーカー~絵画から彫刻まで~】
ゲルハルト・リヒター(Gerhard Richter)
4 Panes of Glass
これは1967年にゲルハルト・リヒターによって制作され、4枚のガラス板が使われています。
7 Panes of Glass
この作品は2013年に制作され、今回は7枚のガラス板が使用されています。
▼ゲルハルト・リヒターついて以下の記事で詳しく解説しています!
【Gerhard Richter|ゲルハルト・リヒター~世界で最も注目を集める重要な芸術家のひとり~】
まとめ
いかがでしたでしょうか?
すでに日本でも多くの芸術観や展示会がインスタレーションを紹介しているので、インスタレーションアートを見たことある人はたくさんいると思います。
この記事をでインスタレーションアートの魅力が伝わったり、「インスタレーションアートに興味が出た!」「もっと知りたい!」という人がいれば、ユアムーン編集部としても幸いです!