マルタン・マルジェラとは?経歴と引退後の現在、メゾン マルジェラとの違いを解説

マルタン・マルジェラとは?経歴と引退後の現在、メゾン マルジェラとの違いを解説

アートコンサルティング

メゾン・マルジェラの創立者であるマルタン・マルジェラって知っていますか?

マルタン・マルジェラは公には顔を出さず、彼とあったことがある人物も業界内でも少ない。
そして現在はすでに引退してしまっており、ブランドとの関わりはもうない。

今回はそんな謎に包まれたマルタン・マルジェラを解き明かしていきたいと思います!

3行でわかるマルタン・マルジェラ

マルタン・マルジェラは、1988年にジェニー・メイレンスとともに自身のブランドを立ち上げたベルギー出身のファッションデザイナーです。
「脱構築」や徹底した匿名性を貫くスタイルで知られ、2008年にデザイナーを退任。現在はビジュアルアーティストとして活動しています。
ブランドは2025年からグレン・マーティンスが引き継ぎ、「メゾン マルジェラ」として展開を続けています。

マルタン・マルジェラってどんな人?

<名前>メゾン・マルタン・マルジェラ(Maison Martin Margiela)

<国籍>ベルギー

<経歴>
マルタン・マルジェラ(Martin Margiela)は1957年4月9日、ベルギーのヘンクに生まれました。
マルタンは16歳からデッサンを学び始め、18歳の1977年にアントワープにあるアントワープ王立芸術学院に入学し、2年後に卒業。
そこで現在は「Antwerp Six」と呼ばれる、ロンドンで行われたコレクションで活躍し、世界的有名になったベルギー初のファッションデザイナー達に出会いました。

1984年にマルタンはジャン=ポール・ゴルチエのファッションショーに魅力され、彼のアトリエに入りました。
その後、1987年まで彼のアトリエで修行し、翌年1988年に自身のレーベル「メゾン・マルタン・マルジェラ 」を立ち上げました。
メゾン・マルタン・マルジェラは創立1年でパリコレクションにてデビューし、2000年に東京に店舗を開業。続いてベルギーのブリュッセル 、フランスのパリに進出しました。
マルタンは1997年から2003年に「エルメス」のファッションデザイナーの仕事もになっていました。

そして2008年、創立20周年のショーをもって、マルタンは表舞台から姿を消しました。正式な引退は2009年に発表され、クリエイティブディレクターの座は長らく空席のままでした。2014年、「クリスチャン・ディオール」のデザイナーだったジョン・ガリアーノが新たなクリエイティブディレクターに就任。翌2015年、ブランド名は「メゾン・マルタン・マルジェラ」から「メゾン マルジェラ」に変更されました。そのガリアーノも2024年末に退任を発表し、2025年1月からベルギー出身のグレン・マーティンスが新クリエイティブディレクターを務めています。マルタン・マルジェラ本人は現在、ビジュアルアーティストとして活動しており、2021年にパリの「ラファイエット・アンティシパシオン」で初個展を、2026年には東京・九段ハウスで日本初の大規模個展「MARTIN MARGIELA AT KUDAN HOUSE」を開催しました。

マルタン・マルジェラ 年表

1957年ベルギー・ヘンクに生まれる(4月9日)
1979年アントワープ王立芸術学院を卒業
1984〜1987年ジャン=ポール・ゴルチエのアシスタントを務める
1988年ジェニー・メイレンスと「メゾン・マルタン・マルジェラ」を設立
1989年パリで春夏コレクションのデビューショーを発表
1997〜2003年「エルメス」のウィメンズ クリエイティブディレクターを兼任
2002年イタリアのOTBグループ(代表:レンツォ・ロッソ)がブランドを取得
2008年創立20周年のショーをもってデザイナーを退任
2009年退任を正式に発表
2014年ジョン・ガリアーノがクリエイティブディレクターに就任
2015年ブランド名を「メゾン マルジェラ」に変更
2019年ドキュメンタリー映画『マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”』制作(日本公開は2021年9月)
2021年パリの「ラファイエット・アンティシパシオン」で本人初となるアート個展を開催
2024年ガリアーノが退任を発表
2025年グレン・マーティンスが新クリエイティブディレクターに就任
2026年東京・九段ハウスで日本初の大規模個展「MARTIN MARGIELA AT KUDAN HOUSE」を開催

メゾン・マルジェラ ってどんなブランド?

メゾン・マルジェラ(Maison Margiela)はフランスに拠点を置くファッションブランドです。
商品はウィメンズ、メンズ共にフレグランス、アクセサリー、ウェア、シューズなど様々な分野に展開しています。

1988年にマルタン・マルジェラによって立ち上げられ、翌年1989年にパリ・プレタポルテ・コレクションにてデビュー。
デビュー当時はゆるっとしたスタイルが流行っていたが、そこでタイトなピッタリとしたスタイルを提案し、当時の流行に大きく影響を与えました。

2008年に創立者マルタン・マルジェラが退任した後、クリエイティブディレクターは空席の期間を経て、2014年にジョン・ガリアーノが就任しました。2024年末にガリアーノが退任を発表し、2025年1月からグレン・マーティンスが新クリエイティブディレクターを務めています。

メゾン・マルジェラ のブランドタグには0〜23の数字が書かれており、商品ごとに数字1つだけ◯で囲われています。
これは「カレンダータグ」と言われるもので以下で数字ごとの意味を解説します。

0‐『ARTISANAL』
1‐女性のためのコレクションライン
3‐フレグランス(2010年誕生)
4‐女性のためのワードローブ
8‐アイウェア
10‐男性のためのコレクションライン
14‐男性のためのワードローブ
11‐2005年秋冬からのアクセサリーライン
12‐ジュエリーライン(2008年誕生)
13‐1999年より、小物、出版物
22‐シューズライン
6‐コンテンポラリーライン (MM6)

このように数字によって商品を区別しています。
覚えておいて欲しい番号はメンズなら0,10,14 です。
0,10に関しては初期のアイテムやアーティザナルといった一点もののに振り分けられているものです。男性のアイテムの多くは14の番号が振り分けられています。

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よくある質問

Q. マルタン・マルジェラとメゾン マルジェラは同じものですか?

「マルタン・マルジェラ」はブランドを創立した人物の名前、「メゾン マルジェラ」はそのブランド名です。2015年にブランド名が「メゾン・マルタン・マルジェラ」から「メゾン マルジェラ」に変更され、創立者の名前「マルタン」が外れました。

Q. マルタン・マルジェラの顔写真はありますか?

本人は一貫して顔を公表しておらず、信頼できる出典で確認できる顔写真は見つかっていません。2019年のドキュメンタリー映画『マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”』でも、本人の声のみが使われ、顔は映っていません。

Q. マルタン・マルジェラが引退した理由は何ですか?

正式な理由は本人・ブランドから公表されていません。ブランドの拡大と自身の創作理念とのバランスの難しさが背景にあったとする見方もありますが、本人の発言として確認できる出典はありません。

Q. 現在、メゾン マルジェラのクリエイティブディレクターは誰ですか?

2025年1月から、ベルギー出身のグレン・マーティンスが務めています。前任のジョン・ガリアーノは2024年末に退任しました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

普段、服やアクセサリー、フレグランスを購入する際は商品のデザインや質を考慮している人が多いと思います。
ですが、ブランドや創立者の歴史を知ると、よりいっそう自信を持ってそのアイテムを使いこなすことができるかもしれません!

今回はメゾン・マルジェラについて取り上げましたが、今後は様々なファッションブランドも解説していきたいと思います!

参考文献

TOP画像:FASHION PRESS|Maison Margiela

Maison Margiela Paris

WIKIPEDIA|Martin Margiela

FASHION PRESS|Maison Margiela

 

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