【村上隆|Takashi Murakami~ビリー・アイリッシュとUTコラボ~】

ビリー・アイリッシュ ｘ 村上隆　コラボUT発売！！

村上隆/Takashi Murakami

<プロフィール>

　1962年、東京都板橋区に生まれる。東京芸術大学にて日本がを学んだ後に同大学院にて修士課程を修了。その後、博士課程に進み同大学日本画科初の博士号を取得した。

　生来よりアニメやサブカルが好きで、高校卒業時にはアニメーターを目指していたという。そのようなアニメ好きからアニメ界とのつながりもある。岡田斗司夫の処女作「ぼくたちの洗脳社会」にて、自身の代表的キャラクターである「Mr.DOB」を使用した表紙を作成した。

　2010年には日本人初、現代アーティストとしては三人目のベルサイユ宮殿にて個展を開催した。ここでは大小問わず様々な作品で村上の世界が展開された。

ビリー・アイリッシュ/Takashi Murakami

<プロフィール>

　2001年12月18日ロサンゼルス生まれ。11歳のころより音楽制作を始める。近年、人気が急上昇しており、第62回グラミー賞では、主要4部門を最年少18で独占した。この快挙は実に39年ぶりで、女性としては史上初である。

　Instagramのフォロワー数も急激に増加し、1500万人を超える超人気アーティストとなった。

<コラボTシャツ>

　今回のコラボTシャツは二人のインスタグラム上のメッセージのやり取りから始まった。そのコラボレーションはビリー・アイリッシュの「you should see me in a crown」のミュージックビデオを作るにまで至った。

　Tシャツ、帽子、キーホルダーの三種類が発売される。また、店頭には村上氏が制作した高さ3メートルほどの巨大なビリー像も展示される。

<お花>

　スーパーフラットとは？

　村上隆は「スーパーフラット」セオリーの発案者にしてそのセオリー代表作家であり、世界的に成功を収めている現代アーティストである。その発案、スーパーフラットとは、2000年台より村上隆が積極的に提言している概念である。

　平面的で余白が多く、奥行き感のない遠近法を受け入れない。伝統適な日本画やアニメーションの作画などに共通して見られる造形上の特徴も持つ。

　現代美術の文脈に日本のオタク文化を組み込むために用いられることが多い。美術以外にも、建築やHTML言語などにも引用され、その使われる幅は広がりを見せる。

　村上作品といえば、なんといっても代表的キャラクターである「お花」である。今回のコラボレーションTシャツ、ミュージックビデオでも多く出てきており、様々な作品で登場する。

村上隆《あんなこといいな 出来たらいいな》2017年　©2017 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co.,Ltd. All Rights Reserved.　©Fujiko-Pro　注：本作品は〈ペロタン東京〉での展覧会には出品されていません。後述の『THEドラえもん展』に出品中。

<参考文献>

TOP画像：http://gallery-kaikaikiki.com/category/artists/takashi_murakami/

https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/feature/harajuku/

https://www.udiscovermusic.jp/news/billie-eilish-conclude-grammy-awards

https://artscape.jp/dictionary/modern/1198074_1637.html

https://bijutsutecho.com/artists/191