2027年4月24日(土)より「生誕160周年記念特別展 復活!武藤山治コレクション―国宝を見出した紡績王」が大阪市立美術館で開催されます!
大阪市立美術館では、生誕160周年記念特別展「復活!武藤山治コレクション―国宝を見出した紡績王」を、2027年4月24日(土)から6月20日(日)まで開催します。
武藤山治(1867-1934)は、明治から昭和にかけて繊維産業が輸出の花形であった時代に、鐘淵紡績株式会社(後のカネボウ株式会社、以下鐘紡)を当時日本を代表する大企業へと育てた伝説的な実業家です。一方で古美術品を精力的に収集し、日本・東洋美術のコレクターとしても名を馳せました。
武藤は慶應3年(1867)に美濃国安八郡(今の岐阜県海津市)の裕福な庄屋に生まれました。14歳の時慶応義塾に入り福澤諭吉に学び、卒業後には2年間アメリカで苦学します。明治27年(1894)に鐘紡に入社すると、すぐさま兵庫工場の立ち上げに成功し、その後同社の経営者として30年携わり、日本有数の企業に育て上げました。彼が生み出した革新的な労務管理法が、多くの会社に取り入れられその後の日本経済の発展を支えたことから、日本的経営の祖とも評価されています。
晩年には政党・実業同志会(のち国民同志会)を組織して衆議院議員として活躍し、政界引退後には時事新報社の経営者として同紙の再建を担いました。しかし昭和9年(1934)、同紙にて政財界の腐敗を糾弾する記事を連載する最中、暴漢に銃撃され命を落としてしまいました。彼の生涯は残念ながら突如として幕を下ろすことになりましたが、実業家、政治家、文筆家、そして美術コレクターとして多くの足跡を残しました。武藤が誕生して160周年を記念して開催する本展では、いまいちど彼の事績を追いながら、その愛した美術を紹介します。
大阪市立美術館と武藤家との縁は、戦前に武藤山治のご子息である金太氏からゆかりの作品を寄贈されたことに始まります。さらに近年、武藤家との縁が再び動き出し、2017年から数度にわたり同家より遺贈・寄贈のご厚意にあずかりました。同館では2025年よりそれらの作品を「武藤山治コレクション」として統合し、紹介しています。その中でも特に昨年同コレクションの「金光明経 巻第2」が国宝に指定されたことは記憶に新しく、その質の高さが世に知られるところとなりました。加えてこの度、本展を機に、2026年頃には武藤山治のご令孫にあたる故 武藤治太氏(元大和紡績〈現ダイワボウホールディングス〉社長、前國民會館会長)より、さらに国宝2件、重要文化財4件のご遺贈をいただきました。武藤治太氏によるご遺贈というかたちは、現國民會館会長である武藤伸太氏(武藤山治曾孫)のご厚意によるものです。国宝と重要文化財全6件のご遺贈は前代未聞であり、日本の美術界にとってもビッグニュースとも言えるでしょう。
武藤自身が語るには、40代初め頃より美術品の収集を始め、特に与謝蕪村の絵に心を寄せ、精力的に収集しました。さらに美術コレクターとしての武藤氏を有名にしているのは個々の作品の質の高さです。
EXHIBITION/展示会
https://euphoric-arts.com/category/exhibition/
コンテンツ
Toggle展覧会情報
| 会期 | 2027年4月24日(土)~6月20日(日) |
| 開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
| 休館日 | 月曜日(ただし、5月3日は開館) |
| 会場 | 大阪市立美術館(天王寺公園内) |
| 公式サイト | https://www.osaka-art-museum.jp/special_exhibition/muto |
| 観覧料 | 一般 2,000円(1,800円) 高大生 1,300円(1,100円) 小中生 500円(300円) *( )内は前売りおよび20名以上の団体料金 *前売券の販売期間は2027年2月10日(水)午前10時から4月23日(金)午後11時59分まで *未就学児、障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名含む)は無料(要証明) ※障がい者手帳などは日本の法律に基づき交付されたものに限ります。(受給者証は対象外) |
| 住所 | 〒543-0063 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82(天王寺公園内) |
| アクセス | JR「天王寺」駅(公園口)から徒歩約6分 Osaka Metro御堂筋線「天王寺」駅(出口5)から徒歩約6分 Osaka Metro谷町線「天王寺」駅(出口15・16・17)から徒歩約6分 |
展示内容
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