2027年1月31日(日)より「コンクリート/アブストラクション 柴田敏雄―写真と抽象」が郡山市立美術館で開催されます!
郡山市立美術館で、企画展「コンクリート/アブストラクション 柴田敏雄―写真と抽象」が開催されます。
柴田敏雄(1949−)は東京藝術大学、同大学院で油彩画と版画を学んだのち、ベルギーのゲント市王立アカデミーに留学し、留学をきっかけに写真による制作を始めました。帰国後の1980年代後半以降は、ダムや擁壁といった構造物が作り出す人工的な景観を、重厚なモノクローム写真に定着させます。1992年には展覧会「日本典型」などによって第17回木村伊兵衛写真賞を受賞。大型カメラの精緻な描写力と厳密な画面構成によって、人工物と自然が共存する景観を緻密に捉えつつ抽象的な造形美を描き出す作品は、国際的に高く評価されています。2007年以降はカラー写真へと表現の軸を移し、さらなる展開を見せています。
国内の美術館では19年ぶりの個展となる本展では、初期から現在に至るまでの作品を精選し、約50年におよぶ作家の軌跡をたどります。幼少期の一時期を福島県の会津で過ごした柴田にとって、ゆかりのある地域で初めて開催される大規模な展覧会です。
コンテンツ
Toggle本展のみどころ
1.国内の美術館では19年ぶりの大規模個展
初期から新作まで、モノクロ作品、カラー作品などを一挙に公開し、創作の軌跡を展観します。
2.地域性を考慮した展示
福島にゆかりのある作家が撮影した、福島をはじめとする東北の作品が多数展示されます。
3.貴重な初期作品を公開
ベルギー留学時代に撮影したヨーロッパの風景写真や、銅版画の質感や技法を思わせる静物の写真など、これまで広く紹介されることのなかった初期作品を特別に多数展示します。
本展の構成
第1セクション「Black & White」
「日本典型」をはじめとするモノクロの代表的な作品とともに、ベルギー留学時代の作品、メゾチント技法の影響がうかがえる静物作品など、これまで展示の機会が限られていた初期作品を展示。絵画から写真へと転じた柴田の創作がどのように深化し、展開したのかを考察します。
第2セクション「Form / Geometry」
形態や幾何学、画面構成の単純化を強く意識してきた柴田の写真には、空や地平線がほとんど写されていません。遠近感や現実感が消し去られ、絵画的な平面性と独特な抽象性をもたらす要素が際立つ作品群を紹介します。
第3セクション「Color」
2007年にカラーへ移行した柴田の、色面による奥行きの表現と色彩の効果を追究した作品を紹介。ベルギーの構造エンジニアで建築家のローラン・ネイがデザインした橋や構造物を撮影したコミッション・ワークとともに、自然や物質の循環、有機的なものへの関心を深める近年の作品もあわせて紹介します。
会期中には、柴田敏雄をはじめさまざまなゲストを迎えたクロストークや、ギャラリーツアー、学芸員によるギャラリートークも開催されます。
EXHIBITION/展示会
https://euphoric-arts.com/category/exhibition/
展覧会情報
| 会期 | 2027年1月31日(日)~2027年3月22日(月・祝) |
| 開館時間 | 9:30~17:00(展示室への入場は16:30まで) |
| 休館日 | 毎週月曜日(ただし3月22日は開館) |
| 会場 | 郡山市立美術館 |
| 公式サイト | https://www.city.koriyama.lg.jp/site/artmuseum/ |
| 観覧料 | 一般 1,000円(800円)、高大生・65歳以上 700円(560円) ※( )内は20名以上の団体料金 ※企画展観覧料で常設展もご覧いただけます ※中学生以下の方、障がい者手帳をお持ちの方は無料 |
| 主催 | 郡山市立美術館 |
| お問い合わせ | 郡山市立美術館 TEL:024-956-2200 |
| 住所 | 〒963-0666 福島県郡山市安原町字大谷地130-2 |
展示内容
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